お酒が飲めない営業はダメですか?営業に異動しました。
●質問
お酒が飲めない営業マンは駄目なことなのでしょうか?
異動で設計業務から、はじめての営業職になったばかりです。
先輩や上司とのはじめての飲み会の席で、先輩がこう言ったのです。
「酒を飲めるようにならないと一人前の営業になれないぞ!」と。
何杯もジョッキに注がれ、「飲んでいれば酒に強くなるぞ!」とあおられました。
「若かったころは顧客と飲み歩いた」などと言われ、”私はお酒が苦手なのに”と苦痛でした。
先輩社員で成績のいい営業マンはお酒が強いです。
私は社会人になってからお酒の席は苦手で苦痛です。
営業とお酒はセットなのかと感じて、これからが不安です。
なにかアドバイスお願いします。
● 回答
営業職に異動されたばかりで、先輩や上司からそのように言われたら不安に思いますよね。
営業とお酒はセットと考えなくて良いと私は思います。
お酒を無理に飲む必要はありません。
あなたの会社の先輩や上司は随分と古い考え方だなと思います。
なぜなら、顧客にとって役に立つ情報を提供出来たり、解決策を提示出来たりして信頼を勝ち取っていくことのほうが何百倍も重要だからです。
お酒を部下に強要するのはアルコールハラスメント(アルハラ)と言われています。
お酒が強い=成績が上がるなんてことは、いまどきありません。
とはいえ、いまの上司や先輩をかわしておく必要はあるでしょうから、「お酒は医者に止められている」「お酒はアレルギーがある」などと理由を付けて断りましょう。
もしこのように対処出来たら、お酒の席は避けられますし、もし参加したとしてもノンアルコールで回避できます。
あなたが集中すべきは顧客へのお役立ちです。
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木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。
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