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笑顔のトレーニング、うまくいかない…そんなときの対処法は?

表情の練習をしているのに、なぜかぎこちないまま

営業や接客の現場で「笑顔」は重要な武器になります。鏡の前で口角を上げる練習をしている方も多いのではないでしょうか。それでも自然な笑顔にならないと悩む声は少なくありません。「口元は作れるけど、目もとが笑っていない気がする」——そんな声をよく聞きます。目もとに力が入りすぎると、笑顔がどこか不自然に見えてしまいます。

自信が持てる笑顔をつくるには「自撮り練習」が効果的

笑顔のトレーニングには、スマートフォンのカメラを活用するのが効果的です。特におすすめなのが、2種類の自撮り練習です。

① 正面自撮り(セルフィー)

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インカメラで自分の表情を画面で確認しながら録画します。角度や目元の力み具合など、自分の表情のクセが客観的にわかるのが特徴です。

② 裏面自撮り(あえて顔を見ない)

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アウトカメラで、自分の顔が映らないまま録画します。「見られていない状態」でも自然な笑顔を保てるかをチェックできる方法です。

なぜこの2種類の自撮りが必要なのか?

人は「見られている」と思うと、表情をつくろうと意識します。しかし商談や接客中に笑顔を意識的に作るのは、普段の練習がなければ困難です。だからこそ「見えているとき」も「見えていないとき」も自然な笑顔でいられることが大切なのです。

笑顔は“技術”で身につく

笑顔は才能ではなく、トレーニングで磨ける技術です。自分の表情を見直し、自信を持てる笑顔を身につければ、相手の反応も変わってきます。

実践のすすめ|自撮り練習を今日から取り入れよう

ぜひ今日から、正面・裏面の2種類の自撮り練習を始めてみてください。録画した動画をスキマ時間にご覧ください。正面自撮り時は笑顔なのに、裏面自撮り時は笑顔じゃない、なんてことになってないかチェックしましょう。少しずつ日々の練習があとで効いてきます。焦らず進めましょう。目もとまで自然に笑える「本物の笑顔」に出会える日が、きっと近づいてきます。


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営業指導歴22年。1000件以上の顧客との商談経験。1000人以上の営業相談に応じてきた。ある経営者との出会いを機に営業ノウハウを体系化。元ニートの落ちこぼれ営業を最下位グループからたった1か月で全国300人中トップに一発逆転させた。営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。

 
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