人事異動で営業に。オンラインサロンで営業を学べるのでしょうか？

●質問

人事異動ではじめて営業になりましたが、営業はいままで人から教わったことがありません。

最近はビジネス系のオンラインサロンがたくさんありますが、オンラインサロンで果たして営業を学べるものなのでしょうか？

● 回答

人事異動ではじめて営業になられて、オンラインサロンで営業を学べるものなのかと感じておられるのですね。

結論からお話しますが、私のトレーナー伴走型・営業プログラムでは営業を学べます。

なぜなら、対面に近い感覚でお互いに顔を見ながら会話ができるからです。

例えば、あなたと私が１対１でZOOMなどのWEB会議システムで30分話したとします。出身地を聞いたり、お仕事の内容を聞いたりして笑いをまじえて会話をしていったとします。すると、ものの30分で、全く初対面の状態から、雑談を通して仲良くなっていけるものなのです。

もっと以前にさかのぼると、電話が普及し始めたときは「顔も見ないで人と話せるのか。」という不安をかかえた方がいると聞きます。でも今は当たり前のように電話を使っていますよね。電話も通信でつながっているものなのです。

ほかにも、電話で営業をかけることだってあります。アポイントを電話でとることもあります。私は電話だけで一度も顔を見ずに数十万の契約をとった経験もあります。

最近では、オンラインをつかって様々な取り組みがなされています。
新卒の就職活動や、ピアノやフルート・釣り教室、運動機能の低下防止などが下記に挙げられています。

オンラインサロンや塾、役に立つ？―信頼できる情報語り合う、話題や悩み事、自由に回答（就活探偵団）
新型コロナウイルス感染拡大の影響で就職活動や将来のキャリアに不安を感じる学生が多いだろう。こんな時に頼りになるのが、経験者である社会人や先輩のアドバイスかもしれない。鳴りを潜めていた就活塾がここに来て再び注目を集めているほか、ネット上の有料会員制コミュニティーであるオンラインサロンなども登場。
2020/11/04 日経産業新聞 11ページ

オンラインで趣味磨く――ピアノやフルート・釣り教室も（オフ）
外出自粛を続けざるを得ない今の世の中、仕事だけでなく趣味の分野でもオンライン化が進んでいる。これまでは手取り足取り実地で習うものだった楽器演奏や釣りが、自宅のパソコンの前で学べてしまうのだ。
来年度は、ステップアップをめざす初心者に加え、経験者のニーズも取り込み「よりマニアックなオンライン教室を企画していく」（島村氏）そうだ。
　島村楽器とタックルベリーのいずれでも、オンライン教室には教える側にも新しい学びがあり、関係者のモチべーション向上につながったという話を聞いた。様々なジャンルでのオンラインスクールの興隆が、習い事の新しいスタイル切り開いていくことになるかもしれない。
2021/07/24 日本経済新聞　夕刊 8ページ

大分県は２２日、ビデオ会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を手掛ける米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの日本法人、ＺＶＣジャパン（東京・千代田）と包括連携協定を結んだ。県は防災、教育、農業、福祉、医療、観光・スポーツなど幅広い分野で、ズームを使って課題の解決に取り組む。同社はそれを後押しする。
　具体的な取り組みは（１）災害発生時の被害情報の収集や災害対応のための情報共有（２）遠隔授業支援（３）ドローンを活用した農地の遠隔視察（４）オンラインサロンによる運動機能の低下防止対策――などを想定している。新型コロナウイルス禍を受け、県は市町村との会議や庁内会議などで積極的にズームを使ってきた。
2020/10/23 日本経済新聞　地方経済面九州 13ページ

その他にも、コミュニケーション教室や、ビジネススクール、MBA（経営学修士）などもオンラインを活用しているところが多くなっていると聞きます。

今の社会情勢の中、安心できる場所で、時間や場所を選ばずにスマホやパソコンから参加できるオンラインサロンはこれからも活用されることと私は思います。

一方で、「オンラインだと対面の商談とは全然違うではないか。」という意見もあるでしょう。たしかにお客様に手に取ってみていただいたり、資料を広げて説明したりという対面と全く同じことができないことはおっしゃる通りです。

ただ、手に取ってみてもらうための前段としての商談が出来たり、画面共有で資料を見せるなど、オンラインを活用するという視点に立ってみることもできると私は思います。

個々人の考え方ですので、あなたの考え方によります。しかし、対面もオンラインも変わらず商談が出来るようになれば、対面の商談の力はグッとあがると私は思っています。

あなたにあったオンラインサロンで営業を学んでもらい、成長されることを私は願っています。