
売れない営業を卒業するために今すぐ変えるべき5つ
セルフイメージの変革が営業成果を左右する
新人時代、ロールプレイングでふんぞり返る相手にマウントをとられ、ビクビクしながら商品説明をした経験はありませんか?
そんな恐怖が刷り込まれたセルフイメージが、営業への苦手意識を強くしていきます。
営業スキルだけでなく、「自分をどう見ているか?」が成績に直結します。
ここからは、セルフイメージを変える5つの視点と実践法をご紹介します。
テーマ①:セルフイメージは「達成の歴史」で変わる
「私は営業が苦手だ」と思っていると、行動も苦手なものになります。逆に「できる」と思えれば、行動は前向きに変わります。
その判断基準になっているのが「過去の経験」です。
過去の失敗が刷り込まれたままでは、積極的な行動は取れません。
だからこそ、これからは「達成の歴史」を意識していきましょう。「1件アポが取れた」「初めて自分の言葉でプレゼンできた」など、小さな達成を積み重ねることで、セルフイメージは変わっていきます。
テーマ②:「できる」に変わるのは学習と訓練
「自分には向いてない」「才能がない」と決めつけていませんか?でも営業は“センス”ではなく“訓練と学習”で誰でも変われる分野です。
ロープレが苦手だった僕も、何度も練習を重ねて、「これなら現場でも通用する」と思えた瞬間から変わりました。
やっていないだけかもしれない。だから、まずやってみる。その積み上げが自信をつくり、結果につながります。
テーマ③:人と比較するな 過去の自分と比較せよ
「あの人は売れているのに…」と他人と比べて落ち込んでいませんか?比べるべきは「昨日の自分」です。
「昨日より声が出せた」「先月より落ち着いて話せた」こうした小さな前進が、あなたの信頼と自信につながります。
他人と比べて落ち込む時間はムダ。 あなたの変化に気づくことが、セルフイメージを高める近道です。
テーマ④:ありたい自分をイメージせよ
「どんな営業になりたいか」を具体的に描いていますか?
たとえば「お客様から信頼される営業」「堂々と提案できる営業」など、その理想像を明確に描くことで、日々の行動が変わります。
セルフイメージは思考パターンです。“なりたい姿”に向かって、具体的な行動を積み重ねましょう。 日常の気づきを行動に変えることが、思考の癖を変える第一歩です。
テーマ⑤:自分の達成を常に見よ
「できなかったこと」ではなく、「できたこと」に目を向けましょう。「緊張しながらも最後まで話せた」「勇気を出して質問できた」そのひとつひとつが成長の証です。
他人と比べる必要はありません。 日々の達成を、自分の目で見て、自分で認めることが重要です。
とっておきの実践ノウハウ:1日5分の“セルフイメージ書き換え習慣”
行動を変えるための具体策としておすすめなのが、「1日5分の振り返り習慣」です。やり方はシンプルで、夜に今日の行動を振り返って書くだけ。
- 今日はどんな出来事があったのか?
- 明日に活かせそうな気づきは?
- 具体的にどんな行動ができそうか?
この習慣が、営業成果とセルフイメージを劇的に変えてくれます。
まとめ:売れない営業を卒業するために変えるべき5つ
- セルフイメージは達成の歴史で変わる
- 「できる」に変わるのは学習と訓練
- 人と比較するな 過去の自分と比較せよ
- ありたい自分をイメージせよ
- 自分の達成を常に見よ
「1日5分の振り返り習慣」で、あなたのセルフイメージは確実に変わります。
今のあなたのままで大丈夫。必要なのは、小さな一歩だけです。


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