お客様から「連絡しないで」と言われたら?営業の対応と振り返り
「連絡しないで」と言われたら、こちらからの連絡を止める
● 質問
お客様から「連絡しないで欲しい」といわれました。クロージング段階だったのに、冷たく突き放された感じでショックです。今できることはありますか?
● 回答
商談の終盤でも、お客様から「連絡しないでほしい」と言われたら、営業側からの連絡を止めます。理由を聞き出したり、別の方法で接点を作ったりする場面ではありません。まずは「承知しました。こちらからの連絡は控えます」と伝えてください。
相手が理由を話しはじめたら、途中で遮らずに聞きます。説明を望まない様子なら、その場で商談を終えましょう。「必要になったらこちらから連絡します」と言われた場合も、その言葉どおり相手からの連絡を待ちます。
書類などの確認が残っている場合
相手がその場で話を続けることを望み、書類や手続きの確認が残っている場合だけ、必要な用件を伝えて連絡方法を尋ねます。「この書類の確認だけ必要ですが、どの方法ならよいですか?」のように聞き、方法と時期について了承を得てください。了承がなければ、こちらから電話・メール・訪問をしません。
相手が「自分から連絡する」と答えたら、こちらからの連絡日を決めないでください。担当が複数いる場合は、連絡を望まれていないことを社内でも共有します。
避けたい連絡の仕方
連絡を望まない意思が示されているので、手段を変えて追いかけないでください。次の行動は控えましょう。
- 進捗を聞くために電話やメールを送る
- 自宅や会社を訪ねる、偶然を装って会う
- 本人向けの内容をメルマガに入れる、別の担当から連絡する
公開済みの情報を見てもらうことと、連絡を断った相手に届けようとして送ることは違います。営業側から新たな接触を作らないでください。
別のお客様との商談に向けて振り返る
この商談を追いかける代わりに、断られる前のやり取りを振り返ります。提案を急いだ場面はなかったか。相手が気にしていた点を聞けていたか。今後、別のお客様と商談を行う際は、契約の話に進む前に、相手がまだ判断できない点を一つ尋ねてみてください。
質問やクロージングを自分の商材に合わせて練習したい方は、個人研修の内容をご覧ください。
まとめ
「連絡しないで」と言われた相手には、こちらからの接触を止めます。相手がその場で話を続ける場合だけ、必要な用件と連絡方法について了承を得てください。了承が得られなければ連絡せず、別のお客様との商談に向けて自分の聞き方を見直しましょう。
木村 守(逆転営業アカデミー 営業スキルUPコンサルタント)
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