内勤と外勤の違いとは?仕事内容と営業の働き方を比較
勤務場所と担当業務の違い
内勤は主に社内で、外勤はお客様先など社外で仕事をする働き方です。ただし、具体的な担当業務は会社によって異なり、内勤でも商談をします。外勤でも資料作成などの社内業務があるため、名称だけで仕事内容を決めることはできません。
内勤・外勤の仕事内容を比較
| 比較する項目 | 内勤 | 外勤 |
|---|---|---|
| 主な勤務場所 | 会社や事務所の中 | お客様の会社、店舗、現場など社外 |
| 営業での仕事の例 | 電話・メール対応、オンライン商談、見積作成、受発注の手配 | 訪問商談、現場の確認、納品後のフォロー |
| お客様とのやり取り | 電話、メール、オンライン会議など | 訪問先での対面に加え、電話、メールなど |
| 勤務条件で確認する点 | 電話対応と事務作業の割合、商談や売上目標の有無 | 訪問件数、担当エリア、移動手段、社内作業の時間 |
表は営業職での例です。内勤・外勤という言葉は、営業以外の仕事でも使われます。また、在宅勤務で電話やオンラインの営業を担当する場合もあるため、内勤という名称でも出社が必要かどうかは別に確認しましょう。
内勤の提案と外勤の事務作業
内勤営業を「決まった依頼を処理するだけの仕事」と考えると、実際の仕事とのずれが生まれます。電話やオンラインでも、お客様の話を聞き、必要な商品や条件を提案する仕事があるからです。お客様の反応を見ながら判断するのは、外勤だけに必要な力ではありません。
たとえば、通信機材の専門商社である平野通信機材は、外勤営業が得意先を訪問して要望を聞き、内勤営業がその内容をもとに仕入先へ問い合わせ、見積や提案を作る流れを紹介しています。同社の一例であり、すべての会社がこの分担というわけではありません。
外勤営業にも訪問前の資料作成や訪問後の社内連絡があるため、一日のうち何時間外に出るのか、見積を誰が作るのかまで聞くと、働く姿を想像しやすくなります。
外勤と飛び込み営業の違い
外勤は働く場所の区分で、飛び込み営業はお客様への営業方法です。既存のお客様を訪ねるルート営業も、問い合わせをいただいた方との訪問商談も、社外へ出て行うなら外勤に当たります。
平野通信機材の例も、得意先を訪問する営業で、飛び込み営業ではないと説明されています。応募先が新規開拓と既存顧客対応のどちらを担当するのかは、「外勤」の表記だけでは分かりません。
求人や配属前に聞いておきたいこと
あなたが働き方を選ぶなら、「人と話すのが得意だから外勤」「正確な作業が得意だから内勤」と性格だけで決めるより、次の点を応募先や上司に聞いてみてください。
- 一日のうち、訪問・商談・事務作業はそれぞれどれくらいか
- お客様は新規か既存か、訪問先や担当エリアはどこか
- 内勤でも商談や売上目標を担当するのか
- 見積、受発注、訪問後の連絡を誰が担当するのか
外勤を希望しているなら、運転が必要か、公共交通機関で回れるかも知っておきたいところです。内勤を希望しているなら、電話でお客様と話す時間が長いのか、書類を作る時間が長いのかを聞いておくと、入社後の思い違いを減らせます。
あなたが続けやすい仕事を選ぶために、勤務場所、担当するお客様、一日の仕事の割合まで聞いてみてください。
木村 守(逆転営業アカデミー 営業スキルUPコンサルタント)
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