顧客との商談中に電話が鳴ったら電話に出ますか？出ませんか？
●質問
はじめて営業職になったものです。
先日、商談中に携帯電話に着信がはいってしまいました。
私の大事な顧客からの電話で、着信音が鳴ったので面談中だったのですが急いで電話に出てしまいました。
電話で要件を聞いてみると大したことではなく急ぎではありませんでした。
商談中の顧客の顔はちょっと不快そうな表情になったので、申し訳ないですとお伝えしました。
顧客との商談中に電話が鳴った時は、顧客に断って電話に出ますか？それとも商談が終わってから折り返しますか？
● 回答
顧客との商談中に電話が鳴った場合、私は、商談が終わってから折り返します。
なぜなら、商談相手の顧客は、業務につかえる時間を私との商談で使わせてもらっているからです。
なかには顧客が気を使って「電話に出てもいいですよ」と言ってくださることもあります。
でも、よほどの緊急の着信電話でないかぎりは出ないようにしてきました。
私が商談中に顧客に断りを入れて電話に出たとしましょう。顧客は無意識のうちに「わたしより電話の相手のほうが大事なんだ。」「このあと会議があるなあ」などと集中が途切れてしまうでしょう。
商談を円滑に進めるためには集中を途切れないようにしたほうが良いと私は思います。
私の場合、集中力が途切れないように着信がそもそも入らないようにしています。
例えば、商談に入る直前にスマホを機内モードに切り替えます。そうすれば、電話もメール通知も鳴らないようになります。
商談中は基本的に電話に出ないと決めているので、商談中に電話が鳴ることはありません。
商談が終わると機内モードを解除して、着信や留守電が入っていればすぐに折り返し電話するようにしています。
このようにできれば、自分も相手も商談に集中できて成果をあげやすくなります。
ですので、顧客に集中してもらえるようにしていきましょう。
木村まもる（逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン）
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