ヒアリングシートの項目例|営業で使う質問5つと記入例
営業で使うヒアリングシートの5項目
ヒアリングシートを探している方は、空欄の多いテンプレートより、商談で何を聞けばよいかを知りたいはずです。営業で使うなら、課題、予算、決裁者、時期、次回行動の5項目に絞ると、提案前の確認が進めやすくなります。
この記事では、ヒアリングシートの項目例と、そのまま使える質問・記入例を整理します。「ヒアリングシート」を検索して来た方も、まずは営業の商談で使う5項目から見てください。
こんな人におすすめの記事です。
- ヒアリングシートに入れる項目を決めたい方
- 商談で聞く質問例をそのまま見たい方
- 聞いた内容を提案や次回行動につなげたい方
これから一つひとつ見ていきましょう。
ヒアリングシートの項目例と記入例
| 項目 | 質問例 | 記入例 |
|---|---|---|
| 課題 | いま一番困っている場面はどこですか | 既存のお客様からの紹介だけでは新規商談が足りない |
| 予算 | 月にどのくらいまでなら検討できますか | 月額10万円以内なら社内で確認できる |
| 決裁者 | 最後に確認される方はどなたですか | 代表と経理担当に説明が必要 |
| 時期 | いつまでに整えたいですか | 9月の繁忙期前に整えたい |
| 次回行動 | 次にこちらから何をお渡しすれば進めやすいですか | 来週までに比較資料を1枚送る |
ヒアリングシートは、聞いた内容をただ残す紙ではありません。この5項目が埋まると、見積の前に足りない確認が分かり、次に何を渡すかも決めやすくなります。質問の順番を整えるなら、顧客ニーズを聞き出す質問順もあわせて確認してください。
商談での使い方
ヒアリングシートは、商談中にすべての欄をきれいに埋めるためのものではありません。聞く順番を外さず、お客様の言葉を提案前に整理するために使います。
商談前に仮説を書いておく
商談前には、WEBサイトや過去のやり取りから分かる範囲で仮説を書いておきます。空白のまま聞き始めるより、「この課題ではないか」と考えておく方が、質問が具体的になります。
商談中は短い言葉でメモする
商談中は、文章にしようとせず、相手が使った言葉を短く残します。丁寧に入力することへ意識が向くと、会話の流れが止まります。あとで自分が分かる程度のメモで十分です。
商談後に次回行動へ直す
商談後は、聞いた内容を「次に何をするか」へ直します。資料を送る、見積を出す、決裁者へ説明するなど、次回行動が書けていないシートは、営業日報としても使いにくくなります。
そのまま使える質問例
ヒアリングシートに入れる質問は、多すぎると商談で使いにくくなります。最初は5項目に合わせて、次の質問を入れてください。
- 課題を聞く質問
- 予算を聞く質問
- 決裁者を聞く質問
- 時期を聞く質問
- 次回行動を聞く質問
「いま一番時間がかかっている作業はどこですか。」
「月にどのくらいまでなら社内で検討しやすいですか。」
「最後に確認される方はどなたですか。」
「いつまでに整っているとよいですか。」
「次にこちらから何をお渡しすると進めやすいですか。」
質問は読み上げるためではなく、聞き忘れを防ぐために置きます。会話が広がった時は、シートの順番よりもお客様の話を優先してください。
ヒアリングシートで避けたいこと
ヒアリングシートを作る時に失敗しやすいのは、項目を増やしすぎることです。聞きたいことを全部入れると、商談中に確認表を読むだけになります。
| 避けたい使い方 | 直し方 |
|---|---|
| 質問を20個以上入れる | 最初は5項目に絞る |
| 商談中に文章で入力する | 短い言葉で残し、商談後に整える |
| 聞いた内容だけで終える | 次回行動まで書く |
ヒアリングシートは、聞く力を代わりにやってくれる道具ではありません。営業職が会話を進めやすくするための準備表として使うと、商談後の提案につながります。
ヒアリングシートQ&A
ヒアリングシートはExcelで作ればよいですか?
回答
Excelでも紙でも構いません。商談中にすぐ見られて、商談後に次回行動を書き足せる形なら使えます。オンライン商談が多い方は、入力しやすい表にしておくと整理しやすくなります。
質問項目は何個くらいがよいですか?
回答
最初は5項目で十分です。課題、予算、決裁者、時期、次回行動を聞ければ、提案前に必要な確認がかなり整理できます。慣れてから業種別の項目を足してください。
ヒアリングシートを見せながら聞いてもよいですか?
回答
お客様に見せる資料と、自分が確認するシートは分けた方が話しやすくなります。見せる資料には要点だけを置き、手元のシートで聞き忘れを防いでください。
5項目で商談後の行動まで決める
営業で使うヒアリングシートの項目例と質問例を見てきました。いかがでしたか? 最初から細かいテンプレートを作るより、課題、予算、決裁者、時期、次回行動の5項目を埋める方が商談で使いやすくなります。
- 課題、予算、決裁者、時期、次回行動を入れる
- 商談中は短い言葉で残す
- 商談後に提案と次回行動へ直す
焦っているだけではどうにもなりません。まずは次の商談前に、5項目だけのヒアリングシートを1枚作ってみましょう。
木村 守(逆転営業アカデミー 営業スキルUPコンサルタント)
最新記事 by 木村 守(逆転営業アカデミー 営業スキルUPコンサルタント) (全て見る)
- 営業でお客様の話を遮ってしまった時は、続きを聞く - 2026年9月26日
- 商談で聞いた数値には対象と期間を付けて復唱する - 2026年9月24日
- 営業クロージング前は申込書より確認する時間の中身を聞く - 2026年9月23日

