
営業が楽しくなる5つの習慣
うまくいかない日の不安を乗り越える、心の整え方とは?
営業をしていると、断られたり、無視されたり、結果が出なかったりと、気持ちが沈むことがありますよね。
「このやり方で本当にいいのかな…?」と、自信をなくしてしまう。
でも、そんな時こそ「心の状態」が成果を左右するんです。
今回は、営業を前向きに楽しめるようになるための「5つの習慣」をご紹介します。
習慣①:ポジティブ状態は“メンテナンスが必要”と知る
ポジティブな心は、自然に続くものではありません。
10人に声をかけて10人に断られたら、誰だって揺らぎます。
営業で成果を出すには「ゾーンに入る」ことが大事──
つまり、お客様の役に立ちたいという本気の状態をつくること。
そのためには、毎日「自分の心を整える習慣」が必要です。
- 営業マン:「このお客様は社会貢献のために努力されている素晴らしい人だ」
- お客様:「この営業マンはよさそうな人だな」
逆に、
- 営業マン:「この人はちょっと信用できないかも…」
- お客様:「この営業マン、なんか怪しいな…」
こうして、内面の状態はそのまま相手に伝わってしまうのです。
習慣②:アファメーションで心をリセットする
「お役立ち、お役立ち、お役立ち」──
出発前に3回唱えるだけで、心のチャンネルが切り替わります。
「私は売ることよりも、お客様のお役に立つことに徹する」と口に出すことで、「聞く姿勢」が自然と整うのです。
この一言が、プレッシャーを手放す鍵になります。
あなたもぜひ、営業前のアファメーションをつくってみてください。
習慣③:「売れるかな」より「役立てるかな」に意識を向ける
「お役立ちに徹すれば、お客様は買ってくださる」
これは営業における黄金律です。
「売れるかな…」という気持ちは、自分本位の表れ。
「どうすればお役に立てるか?」と考えれば、自然と視線は相手に向かいます。
習慣④:「私は話を聞くために行く」と言い聞かせる
出発前に口に出してみてください。
「私は、話を聞くためにこのお客様に会いに行く」
この一言で、意識のスイッチが入ります。
「人は内側にあるものを、外側に映し出す」──
心が整えば、自然と「この人、話しやすいな」と思ってもらえる営業に変わっていきます。
営業は、まさに内面からの勝負。
剣道で鎧兜を固めて臨むように、営業でも自分の心を鎧兜で整えて向き合うことが大切です。
習慣⑤:「愛の朗読」で心を根本から整える
「私は今日という日を、愛の心で迎える」
この一文から始まる「愛の朗読」は、私の講座でも取り入れている心の習慣です。
毎朝声に出すことで、どんなお客様にも自然と優しく接することができるようになります。
実際、受講生からはこんな声もあります。
- 「以前は冷たくされると傷ついていたけど、愛の朗読を続けたら自然と受け止められるようになった」
営業とは、“内面を整える仕事”でもあるのです。
5分後アクション:できることから1つ始めよう
では最後に、今すぐできる「5分後アクション」をご紹介します。
- アファメーションを1つ考えて、スマホのメモに入れる
- 出発前に「お役立ち」と声に出して3回唱える
- 「私は今日という日を、愛の心で迎える」を声に出してみる
この中で「やってみよう」と思ったことがあれば、ぜひ今日から試してみてください。


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