営業マンって万年筆をつかってる?デメリットも教えて下さい。
●質問
営業研修が終わり、間もなく単独の商談に訪問の予定です。
私の商材は、個人向け高額の教育プログラムです。
先輩は万年筆を使っておられる方がいます。
「万年筆は雰囲気があって客受けがいいよ」と勧められました。
それは数万円するので、私にはなかなか手が出ず困っています。
営業マンはどんな業界でも万年筆を使っているのでしょうか?
個人的にはボールペンのほうが使いやすいです。
また、営業マンが万年筆をつかうデメリットも教えて下さい。
● 回答
万年筆は高額で手の届かないものもありますから、手を出せず困りますよね。
どの業界の営業マンも万年筆を使っているとは私は思いません。
私の認識している限りではボールペンが最も多いと思います。
営業マンの顧客が何を求めているのかによって持ち物を工夫すると良いと思います。
つまり、私はあなたの顧客が求めていることを軸に考えるのがよいと考えています。
手の届く範囲で構いませんので、万年筆かボールペンを探してみてはいかがでしょうか?
というのも、書面での契約時に、お客様が特別感を感じてもらえるからです。個人向けの高額の教育プログラムを扱っておられるということは、お客様がこれからある程度のまとまった金額をお支払い頂くということです。
高額なブランドから手頃なブランドまでさまざまあります。
メリットとデメリットは次のように考えられます。
営業が万年筆をつかうメリット
- インクを補充すれば使い続けられ経済的。
- 高級感、特別感がある。契約署名時に最適。
- 愛着が湧く。モチベーションがたかまる。
営業が万年筆をつかうデメリット
- メンテナンスが必要。
- 液もれリスクがあり管理に気を使う。
ちなみに私は最近の万年筆は買っていませんが、以前購入した万年筆が液もれ発生したことがありました。カバンや書類にインクがついてしまい困ったことを覚えています。
とはいえ、あなたがお客様に【これからこの教育プログラムを役立ててもらおう。】という気持ちが最も大切だと私は思います。
むしろこの応援する気持ちがあれば、自然と伝わりますので金額など関係無いと思います。そのかわり、モノを丁寧に扱うことです。お客様は営業マンのしぐさを見てないようで見ているものです。
以前、ある男性営業マンを見かけた際の話です。彼は、高級ブランドバッグを持ち、金色のアナログ時計、金色の大きいバックルのベルトをしていました。
彼が胸ポケットから取り出したのは、金色の万年筆でした。
話すと好青年なのかもしれませんが、私はいい印象をもちませんでした。
誤解の無いように言いますが、決して金色の万年筆がわるい印象だったのではありません。彼の服装全体から私は感じとったのだと思います。
筆記用具も大切ですが服装も気にしたいですね。
質素であればいいとか、豪華であればいいとかではなく顧客目線で考えることだと思います。
木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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