ご質問ご回答Q&A

営業の先輩や上司が飲み会、カラオケ、ゴルフを強制してきます。

●質問

営業はこうあるべきだと説教してくる、先輩や上司が苦手です。

飲み会やカラオケ、ゴルフの社内行事に強制的に参加させようとしてきます。

今までの部署であれば、こんなことはありませんでした。

まだ、異動したばかりなのに、営業としてこれからが不安です。

営業はこれが当たり前なのでしょうか?

● 回答

飲み会やカラオケ、ゴルフの社内行事を、参加を強制的に求められて、不安になっておられるのですね。

営業はそれらが当たり前では決してありません。

なぜなら、営業の本来の役割は、お客様の役に立ち、 商品サービスを買っていただくことだからです。

社内のなかでの営業につかれてしまう必要は全くありません。

私もかつて同じような経験がありました。行きたくもない飲み会に付き合わされ、その後もカラオケに連れまわされた経験があります。ゴルフにも行きました。

当時の自分は自信がなく、上司や先輩に強く言えなかった自分を、歯がゆく感じたことがありました。

いま思えば、行きたくない時は「別件があって参加できない」と断ればよかったと思います。

営業は社外のお客様に対してどれだけ向き合えるかに集中すべきなのです。あなたのおられる社内の状況にもおおきな課題を私は感じます。

いっぽうで、上司や先輩があなたのことを思って、目的を持って飲み会やカラオケに誘ううことももちろんあるでしょう。

過去に私は、飲み会の席で上司から、仕事に対しての情熱や、将来の展望、まっすぐな気持ちを聞いたことも何回もありました。

それは私にとって貴重な経験でした。いまでも思い出すとこみあげてくるものがあります。

また、私から先輩や上司に「飲みに行きましょう」と誘ったこともありました。社内だとなかなかはなしづらい本音や、自分が困っていることを話してアドバイスをもらったことがあります。

ですから、一口に飲み会などのコミュニケーションを否定するつもりは全くありません。

私が言いたいのは、あなたが本来の営業としての役割を見失わないでいただきたいということです。

あなたが営業の役割の軸をしっかり取れていれば、あなたは、ある時は誘いを断り、ある時は付き合うというあなたの軸で判断ができるでしょう。

言われるがままに付き合うのではなく、営業の本来の役割を軸にしてその時その時で判断して行きましょう。

下記は参考記事です。あわせてご覧ください。

お酒が飲めない営業はダメですか?営業に異動しました。

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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。

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