営業支援から営業に異動。お得意様の担当になり気が張ります。
●質問
社会人3年目の男性です。 今年の人事異動で、営業支援から営業に異動になりました。
営業のなかでも私は十本の指に入るお得意様の担当になりました。
お得意様ということもあり常に上司が私に目を光らせています。
私も常に気が張ってしまっています。
この状況を乗り切るのにどうすればいいでしょうか?
● 回答
極端に失敗を恐れずに、”今回の異動で貴重な経験をさせてもらえる”くらいのつもりでやればいい、と私は思います。
あなたが気を張っているのは、上司も気を張っているからだと私は思います。
上司が気を張っているのは例えば、イライラ、焦り、不安、心配などです。これらが重なったり強くなったりすると口調が荒くなったりすると思います。
これらの正体が何なのかを突き止めてから報告・連絡・相談を繰り返して行動に移していくのです。
ひとつひとつひも解いて、情報を集める行動にうつしてみましょう。
例えばこれらが考えられます。
- そのお得意様に対して今までどのような経緯があったのか。
- 担当者の性格や企業及び担当者としてのニーズ。
- 過去にトラブルがあればどのような内容だったのか。
- 上司が一番気にしていることが何なのかを上司に聞いてみる。
- あなたの行動予定、行動に移す前の相談、その後の結果の報告を上司に対して継続する。
- そのほかにも、あなたが出来る最大限の準備をする。
これだけやった上で上司がどのような反応をするのかを見ましょう。
誤解を恐れずに言うと上司の反応をチェックしながら試行錯誤していくぐらいのつもりでいいと私も思います。
あなたが営業支援の部隊にいたときも同じように営業マンが求めることを先回りして情報収集したことがありませんでしたか。もしそのような経験があれば今回それを活かしましょう。
これらが一通りできれば、あなたはこのお得意様以外の顧客に対しても、上司が求めることを具体化できるようになり、行動に移せて成果も出せるようになっていくと私は思います。
ですので、やるべきことをはっきりと決めてそれに臨んでいく試行錯誤の段階だ、というくらいの気持ちでやってみましょう。
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木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。
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