ご質問ご回答Q&A

ルート営業で大手企業の役職者にはじめて話すのが怖いです。

●質問

私は異動して庶務から営業に配属されました。商品は無形商材です。

庶務の仕事も並行して行いつつ、上司と同行させてもらい引継ぎを兼ねて準備期間として業務を行ってきました。

今までは上司や先輩と同行して大手企業の役職者の方との話に同席するだけだったのですが、異動となっていよいよ自分が単独で訪問することになりました。

いままで何度か同行してお会いした方でも、上司や先輩が話してくれていたので、私は同席しているだけで話すことはありませんでした。

知識や経験がほぼない私が大手企業の役職者の方に対応することがとても怖いです。

何を話していいかもわからないです。上司からはとりあえず最初なので要望やイメージのヒアリングをといわれています。しかし、支離滅裂な内容になってしまわないかと心配です。

大手企業の役職者に対して特に気を付けておいたほうがいいことはありますか?

● 回答

はじめて単独での訪問で役職者の方に対応するのが怖いのですね。私も同じような経験があり怖かったり、不安に思ったりしましたのでよくわかります。

あなたが好意を持って対応することが大切だと私は思います。

なぜなら、役職者とはいえ一人の人間だからです。今までその方がいろいろなご経験をされ今の役職に付かれているとは思いますが、心のある一人の人間なのです。

あなたが好意をもって、まるで相手が家族であるかのような感覚で、あたたかくやさしく接することです。

はじめはあなたにそんなこと考えているゆとりはないかもしれません。でも、あなたが思っていることが自然とにじみ出てくるのが営業の本質なのです。顧客はすぐに察知します。あながた思っている以上にです。

たとえば、顧客が気になっていることや、解決したい解決を誠実に聞いていくことです。顧客もあなたが新人であることは重々承知しているはずです。私も今までたくさんの顧客と商談してきましたが、素晴らしい方が沢山おられました。

いまはまだ怖いと感じているあなたも、顧客との会話に慣れてくればきっと楽しくなってくると私は思います。

もし、あなたが好意を持って顧客と接することが出来れば、それはどの顧客にも通じることです。だから好意をもって、あたたかくやさしく対応することを一番に考えてみてください。

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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。

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