売れる営業が実践するたった1つの習慣

売れる営業が実践するたった1つの習慣

営業成果が上がらない本当の理由とは?

営業のやり方は間違っていないのに成果が出ない、数字を追うほど空回りしてしまう、そんな悩みを抱える方は多いものです。
その原因の多くは「やり方」ではなく、「心の向き」がズレていることにあります。
今回は、売れる営業が共通して実践している“たった1つの習慣”を、実例をもとにお伝えします。

成果のきっかけは“お役立ち”の気づきだった

ある受講生の方が、私にこう話してくれました。
「これまでの自分では考えられないほど成果が上がりました。まさかここまで数字が伸びるとは思っていませんでした。」

長年営業を続けてきた方でしたが、そのタイミングで“自己最高記録”を更新されたのです。
もともと勉強熱心で、人と関わる仕事をされていましたが、いつしか「話しても伝わらない」「頑張っても届かない」という壁にぶつかっていました。

そんなとき、たまたま私のYouTubeを見て「逆転営業」に出会い、そこからすべてが変わりました。
きっかけはシンプルで、「相手の話を聴くのが難しい」と感じていたからこそ、“聴く力”を身につけたいと思ったそうです。

“数字”から“お役立ち”へ意識が変わった瞬間

受講後、驚くほど早く成果が出ました。
以前はなかなか達成できなかった目標を連続でクリアし、それまで一度も越えられなかった壁を突破されたのです。

その理由を伺うと、こう話してくださいました。
「“お役立ち”という言葉が、すごく腑に落ちたんです。今までは自分の数字ばかり追っていましたが、“営業はお役立ちのためにある”と本気で思えた瞬間、すべてが変わったんです。」

「お客様のためになる」と思えば、遠慮せずに話せる。
でも「自分のため」だと、どこかためらってしまう。
相手のために話すと、自然に言葉が出てくる。

まさに“意識の逆転”です。
それ以降、仕事がどんどん楽しくなり、「毎日が楽しい」と笑顔で語ってくださるようになりました。

“相手を知るほど好きになる”という実感

その方はさらに初級コンサルも受講し、逆転営業を本気で学ばれました。
途中で伸び悩む時期もありましたが、最終的には私の審査で高得点を取り、修了されました。

そしてその後の実績は、まさに“過去最高”。
数字的にも精神的にも、大きな飛躍を遂げられたのです。

印象的だったのはこの言葉です。
「質問していくうちに、相手のことがどんどん好きになるんです。最初は意味が分からなかったけれど、“相手を知るほど好きになる”というのは本当でした。」

講座のロープレでお客様役を体験したとき、初めて「これか!」と体感で理解できたとおっしゃっていました。

人生が変わる瞬間は、“心が変わる瞬間”

受講後、その方は新しい一歩を踏み出しました。
営業の仕事が心から楽しくなり、結果的に収入も上がり、仕事の幅も広がったのです。

「営業は、人の役に立つためにある」
この言葉を実践し続けたことで、数字も人間関係も、そして人生そのものも変わっていきました。

ご本人はこう語ります。
「営業ができる人はたくさんいるけれど、もう一段上に行くには、“自然に人のために動ける状態”になること。逆転営業は、それを実現できる考え方だと思います。」

まとめ:売れる営業が共通して実践している習慣とは?

どんな年齢でも、どんな環境でも、“人の役に立ちたい”という気持ちを軸にすれば、営業は必ず変わります。
営業が変わると、人生が変わる。

それこそが、逆転営業の本質であり、売れる営業が共通して実践している“たった1つの習慣”なのです。

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営業指導歴22年。1000件以上の顧客との商談経験。1000人以上の営業相談に応じてきた。ある経営者との出会いを機に営業ノウハウを体系化。元ニートの落ちこぼれ営業を最下位グループからたった1か月で全国300人中トップに一発逆転させた。営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。

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