成果を出す営業は「質問の質」が違う!今日から変わる会話術

成果を出す営業は「質問の質」が違う!今日から変わる会話術

この記事の背景と課題感

営業の現場では、質問にどう返すかで、信頼関係の深さも成果も大きく変わります。
説明しているつもりなのに手応えがない。
その原因は、話し方ではなく「質問の質」にあることが少なくありません。

目次

・成果を分ける「質問の質」とは

・なぜ質問返しが重要なのか

・成果が出ない営業のNGパターン

・会話の主導権を握る質問の流れ

・今日から使える実践ポイント

成果を分ける「質問の質」とは

営業の成果は、話がうまいかどうかで決まるわけではありません。
どんな質問を投げかけ、どこまで深く相手の話を引き出せるか
ここに、大きな差が生まれます。

実際の現場でも、こんなやり取りはよくあります。

  • 「あ、そうでしたか。その場面って、それに対して何か取り組まれたんですか?」
  • 「やったけれど、今ひとつだったんですね。どんなところがそう感じられましたか?」

このように、相手の言葉を受け取りながら、さらに一段深い質問を重ねていくことで、会話は一気に深まります。

なぜ質問返しが重要なのか

まず押さえておきたいのが、質問されたら、すぐに答えないという考え方です。
お客様の質問の裏側には、必ず意図や不安、過去の経験があります。

そこを確認せずに説明を始めてしまうと、会話は表面的なままで終わってしまいます。
だからこそ、質問に対しては、まず質問で返すことが重要なのです。

例えば、
「これって、実際の現場でよくあることなんですか?」
こう聞かれたとき、すぐに説明を始める必要はありません。

  • 「なぜ、そこが気になったんですか?」
  • 「それを今、聞こうと思われた理由は何ですか?」

こうした問いかけが、相手の本音を引き出す入り口になります。

成果が出ない営業のNGパターン

一方で、成果が出にくい営業には共通点があります。
それが、質問された瞬間に説明に入ってしまうことです。

例えば、
「これって成果につながるんですか?」
「はい、つながります。実は弊社のサービスは…」

この流れでは、会話は浅くなり、最後は「話だけ聞いてあげよう」という状態になりがちです。
営業側が前のめりになるほど、相手は冷静になり、信頼関係は深まりません。

会話の主導権を握る質問の流れ

質問返しを重ねていくと、会話の主導権はこちら側に戻ってきます。
相手の思考を整理しながら、自然に話の流れをデザインできるようになるのです。

実際の会話の流れは、こんなイメージです。

  • 「なぜ、そこが気になったんですか?」
  • 「今までも似た経験はありましたか?」
  • 「そのとき、何か取り組まれたことはありますか?」
  • 「やってみて、どんな点がうまくいかなかったと感じましたか?」
  • 「どんな状態になれば、納得できそうですか?」

こうしていくと、相手は自分の経験や感情を言葉にし始めます。
そして最終的に、「詳しく聞かせてください」「説明してください」という状態に変わっていきます。

前のめりになってもらった状態で説明できるからこそ、説明は刺さる
これが、寄り添う営業の理想的な会話状態です。

今日から使える実践ポイント

最後に、ポイントを整理します。

  • 質問返しは、相手の本質的な欲求を引き出すための技術
  • すぐに答えず、背景や理由を確認する
  • 相手が話したくなる流れをつくる

この積み重ねによって、相談の深さは大きく変わります。
説明は自然と刺さり、信頼関係も深まっていきます。

ただし、このスキルは知識だけでは身につきません。
実践と練習を重ねてこそ、初めて使えるようになります

今日からぜひ、質問の質を意識した会話を試してみてください。

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営業指導歴22年。1000件以上の顧客との商談経験。1000人以上の営業相談に応じてきた。ある経営者との出会いを機に営業ノウハウを体系化。元ニートの落ちこぼれ営業を最下位グループからたった1か月で全国300人中トップに一発逆転させた。営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。

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