ご質問ご回答Q&A

ギラギラしているトップ営業マンのいる職場に耐えられない。

●質問

新しい職場に配属になった40代男性です。今までは事務系だったのですが、私は総合職のため営業になったばかりです。

事務の職場は皆さん温厚で入った当初から話しかけてくださったりとずいぶん救われたと思っています。

でも新しい営業の職場の方は皆さんトップ営業マンという感じで、ギラギラしていて、話しかけらることはあまりないですし、話しかけづらいと思っています。

これから、OJTがあって先輩営業マンと同行しますので、その際は出来るだけメモを片手に学ぼうと思っています。

ただ、営業の同僚のキャラクターが多彩で、学ぼうと思っても、私自身が耐えられないかもしれないと思っています。営業マンそれぞれで商談の雰囲気も違いますし。

何かアドバイスお願いします。

● 回答

あなたが先輩営業マンの商談手法に翻弄されないことが大切だと思います。

なぜなら、トップ営業マンによくあるのは、その人だから出来る商談手法で再現性がないことが多いからです。誤解を恐れずに言うと、なぜ売れているのか本人も良くわかっていない、法則化できていないということです。

例えば、OJTで表面上の言葉だけ真似をしようとして、いろんな人から得たことを新人がまとめ上げようとしてもまとめきれない。パニックになってしまって、まとめることを断念する人が多いのです。

パワーポイントなど資料を使ってひたすらプレゼンテーションする人と、事前にヒアリングシートを作って相手の話を丁寧に聞く人と、様々なのです。

もし、あなたが同僚の営業マンに翻弄されているままでは、営業力はなかなか育たないでしょう。

だから、あなた自身の軸で、周囲に翻弄されない商談の手法を持っておくことが大切です。あなたが出来る方法を持つことです。

ちなみに、もう1点お伝えしたいことがあります。

ギラギラした同僚に対して、あなたから先輩方に挨拶をしてみてください。単純なのですが、目を見て挨拶をしない人が多いこと多いこと。挨拶が出来れば心を開いてくれることがあります。

例えば、「おはようございます」「お疲れ様です。」「ありがとうございます。」まずそこから始めましょう。

そして分からないことを、自分で考えたうえで、「私はこう思ったのですが、○○について教えていただけますか?」と投げかけてみるのもいいと思います。受け身ではなく、あなたからコミュニケーションをとっていくことです。

そうすると随分、気が楽になって耐えられない状態から脱出できると思います。

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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。

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