営業に異動しましたが、自社サービスの話をするのが苦痛です。
●質問
営業という仕事に対する私の姿勢についてですが、甘いでしょうか？
もともと小売業の会社員でしたが、現在の会社に転職し事務職として入社しました。
入社２か月目に営業職に異動を通知されて、現在１か月経過して今に至ります。
自分なりに先輩の営業スタイルから学び、商談の進め方について先輩からアドバイスを受けたりもしましたが、そもそも、商談や顧客をフォローすることが苦痛でなりません。
面識のある顧客であっても、可能な限りメールで連絡を取りたいですし、お会いしてどれだけ良い人であっても、直接お会いしたくない、訪問もしたくないです。
一言でいうと自社サービスの話をしたくないという表現が一番しっくりきます。
内向的な性格でもあるので、そう考えてしまうのですが、やはり考え方が甘いでしょうか？
● 回答
事務職から営業職に異動されて、自社サービスの話をしたくない、苦痛だと感じておられるのですね。
対人コミュニケーションがニガテ、自分に自信がないなど原因はさまざま。
おおきな原因として考えられるのは、自社サービスがどのように顧客の役に立っているのかが実感できていないことです。
そのためには、あなたがどのように自社サービスが役立っているのかを肌で感じ、声を聴いて掴んでいくことが大切です。
商談相手の顧客が喜んでいる場合もあれば、その先の顧客が喜んでいることもあるでしょう。
自社サービスが役に立つものであると自信を持つことができれば、顧客に会うことも、イコール、お役に立つために会うということに切り替わってきます。
すると、ストンと納得できて自然と体が動いていくことになるでしょう。
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木村まもる（逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン）
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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。
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