エルゴノミクスキーボードスライダー100-KB008 評判・レビュー

エルゴノミクスキーボードスライダー100-KB008　評判・レビュー

在宅ワークテレワークが普及しているなか、自宅の書斎のデスクが狭い方は困っておられるのではないでしょうか。このブログでは後付けキーボードスライダーをご紹介したいと思います。後付けキーボードスライダーとは、あなたがお持ちの机の手前の部分にキーボードとマウスを置くスペースを作れるアイテムです。私が購入したキーボードスライダーをひいきして見るのではなく客観的な意見を伝えしたいと思います。

オススメのキーボードスライダーとは

私はサンワダイレクトしか使っておりませんので多くを語ることはできません。手放しにオススメできるとは言い切れません。正直なところ後付のキーボードスライダーよりも本体の机にもともと付属しているものを買うのがベストだと思います。あなたの机が狭くて後付で欲しいという方はサイズや高さを慎重に選ぶべきです。ものによっては机の高さより10cmも下がってキーボードを設置するものもあります。私が購入したのがまさにその商品でした。キーボードの面が下がりすぎると肩が疲れることになります。通常の設置方法では高さが合わなかったため自己責任で私が工夫した点については最後の方にご紹介します。キーボードを用いる作業について厚生労働省のページでも適切な姿勢になるよう注意喚起されています。

（３）自然で無理のない姿勢でＶＤＴ作業を行うため、次の事項に留意して、椅子の座面の高さ、キーボード、マウス、ディスプレイの位置等を総合的に調整すること。
イ　作業姿勢
（イ）椅子に深く腰をかけて背もたれに背を十分にあて、履き物の足裏全体が床に接した姿勢を基本とすること。また、十分な広さをもち、かつ、すべりにくい足台を必要に応じて備えること。
（ロ）椅子と大腿部膝側背面との間には手指が押し入る程度のゆとりがあり、大腿部に無理な圧力が加わらないこと。
出典：厚生労働省　在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン

最適な机の高さとは？

あなたにとって最適な机の高さはご存知でしょうか？机の高さが最適でなければ腰痛の原因になったり猫背になりかねません。姿勢を適切に保つためにも最適な机の高さを選ぶように心がけましょう。キーボードスライダーを選ぶ上でも知っておきたい情報です。知らないと選ぶ上でも判断に迷ってしまうでしょう。机や椅子のメーカーの情報を参考にご覧ください。

例）身長172cm　最適な机の高さ

スタンディングデスク　
　書き仕事→105cm　キーボード作業→100cm

椅子と机の場合　
　書き仕事→72cm　キーボード作業→67cm

キーボードスライダーはニトリで売っているのか？

私が探したところニトリで「キーボードスライダー」に関する商品は見つかりませんでした。関連商品としてモニター台、モニターラックが表示されます。後付けキーボードスライダーとはまったく違う商品でした。

キーボードスライダーがいらないのはどんな人か？

机の広さが十分にある人はキーボードスライダーはいらないでしょう。私の場合はスタンディングデスクが横190cm・奥行48cm。奥行きが狭くディスプレイと目の距離が40 cm程になってしまいます。目を大切にしようと思うと60cm以上は確保したいところ。キーボードスライダーを設置したおかげで20cmほどディスプレイから目を離せました。キーボードスライダーがなければもう一台デスクを買い足さなければならない状況です。狭い書斎に大きなデスクを置くよりはキーボードスライダーで対処できるのは部屋がさらに狭くならず助かります。すでに机が広くて十分なスペースがある方にはキーボードスライダーは必要ないでしょう。

キーボードスライダーを自作できるのか？

自作で作ろうという方は金属の加工技術を持ち合わせていないと厳しいと思います。とくに板をスライドさせるためにはレールのようなものが必要になります。自作できる方がおられるのであれば写真でもよいので見てみたいです。自分で材料がカンタンに調達できて加工技術もある方は自作できるかもしれません。私は技術がありませんので数千円で済むのであれば購入してしまうほうです。

キーボードスライダーは使いにくい？邪魔？

キーボードスライダーは使いにくい？デメリットは？

私が購入した後付けキーボードは万力のような原理で２箇所の支点を作って板を支えています。レールに遊びがあり２点だけで支えているので若干ぶれます。もしプロゲーマーのようにマウスやキーボードのタッチに俊敏さが求められる場合は不満が出るでしょう。私はとくゲームをしないので多少のブレは気になりません。値段相応のぶれは致し方ないと割り切れるかどうか個人差が出るところです。あくまでも道具だと割り切ってあなたに会うか会わないか見定めるつもりで検討するとよいでしょう。

キーボードスライダーは使わないとき邪魔なのか？

キーボードスライダーをしまいたい時にキーボードやマウスがデスクに当たったりして邪魔になることがあります。手帳に書き込みたいときにキーボードスライダーがうまくしまえないとイライラしがち。私のマウスはトラックボール式（玉を転がして操作するタイプ）なので高さがあるぶん置いたままではしまえません。いちいちキーボードとマウスを机の上に乗せてからスライダーをしまうので邪魔だと感じます。

キーボードスライダーの幅は何センチがいいのか？100cmがいい？

使いやすいキーボードスライダーの幅は何cmがベストなのでしょうか？あなたが使っているキーボードの幅とマウスのタイプによると思います。キーボードにテンキーがあればその分幅が必要です。マウスがトラックボール式ではなくマウスパッドを使うタイプであればそのぶんの幅も必要です。私のキーボードスライダーは幅が70cmです。キーボードはテンキーがないタイプで、マウスはトラックボール式なので70cm幅でも十分スペースがあります。インターネットを見ていると100cmの幅がよいのではという意見がありました。100cmの幅のキーボードスライダーを付けようと思うとよほど支点がしっかりしていないと不安定になると思います。私がAmazonで調べた限りでは後付けで100cm幅のキーボードスライダーはありませんでした。もともと本体に付属しているキーボードスライダーであれば100cmは十分可能でしょう。

サンワダイレクト製　後付けキーボードスライダー　４段階高さ調整 Lサイズで工夫したポイントとは？

私が購入したサンワダイレクト製のキーボードスライダーは４段階調整ができるタイプ。設置してみたところ机の高さと板面の高さは８cmもあり肩が疲れることがわかりました。机の高さと板面の高さを５cmに近づけたいのです。いろいろと試してみた結果、通常の設置方法では８cm以下になりません。自己責任ですが金具を上下逆に取り付けることに。すると机の高さと板面の高さは45mmになり理想の高さと安定感が得られ肩や腰が疲れにくくなりました。安定感は問題ありません。デメリットはというと正規の使い方ではないので保証はきかない点です。あくまで私個人的に工夫したことなので参考にされる方は自己責任でお願いします。

サンワダイレクトキーボードスライダー評判