異動で研究開発から営業へ。明るさがないので不安です。
●質問
入社して5年、研究開発にだけ従事してきました。
今回の人事異動で研究開発から営業への配置転換が命ぜられました。
私の性格は決して営業ができるほどの明るさは持ち合わせていません。
明るくない私が果たしてやっていけるか不安です。
● 回答
営業ができるほどの明るさが無いと感じて、不安になられているのですね。
大丈夫です。
明るさは必要ありません。大切なのは優しさや温かさなのです。
なぜなら、顧客は「この営業マンって本当にいい人だな。」と思ってくれることが大事だからです。
優しい言葉遣い、温かいあいづちが相手を安心させるのです。
とはいえ、「そんなことできませんよ。」という人もいるでしょう。そういう意見があるのも理解できます。
しかし、一人の人間にはいろんな顔があるという見方をすれば、納得できるのではないかと思います。
例えば、家の近所で子供がこけて一人で泣いていたとします。周りに親はいない様子です。
あなただけが気づいて、近くに駆け寄って「大丈夫だよ。お母さんがもどってくるまで一緒にいるからね。」とやさしく声をかけることでしょう。
その時のあなたは、優しく温かく接しているのではないでしょうか。
子供の目線に合わせて話したり、気持ちに寄りそうよう心がけると思います。
ほかにも例えば、あなたが研究開発の業務で、同僚に親身になって相談に乗った経験はありませんか?
そのときは悩んでいる同僚の気持ちに寄りそったのではないでしょうか。
あなたは研究開発に集中しているときもあったでしょうが、それ以外の顔があったはずです。
ほかにも場面に応じて対応をされてきていませんか?
はじめは慣れないかもしれませんが、営業としての顔をもってみてはいかがでしょうか?
そのように出来れば、顧客に安心してもらえる商談が出来てきて、さらに慣れてくるとあなたの持ち味が発揮できると私は思います。
ですので、明るさは気にせずに、優しく温かくまるで俳優になったようなつもりで、振る舞ってみてください。
いつか自然とそれが身に付いていくことだと私は思います。
木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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