ご質問ご回答Q&A

営業職ですが土日もお客さんから携帯に電話がありストレスです。

●質問

営業で土日も携帯電話が手放せずに困っています。
私は機械加工の営業職に異動になりました。

1年間で繁忙期、閑散期が明確に分かれており、下半期が繁忙期にあたります。
半年間ずっと忙しい状態で、土日でもかまわず機械不備に関してお客さんから携帯に電話がかかってきます。

ゆっくり休日を過ごそうと思っても気が一向に休まりません。
いまはまだ閑散期ですが、もうすぐ来る繁忙期のことを思うとぐったりします。

なにかアドバイスいただけたら嬉しいです。

● 回答

質問を読んで、こらえきれない苦しさが伝わって来て、とても心配しています。

私は18年以上、営業を経験しており、前職では医療関係の営業で7年勤めました。緊急オペが入れば何が何でも対応しなければいけない状況でした。7年間365日24時間つねに携帯電話が手放せない状態でした。

ですので、だから休みの日も気を許せずストレスを抱え続けていました。家族にもたくさん迷惑をかけました。何より自分自身がすり減っていくような感覚がありました。

下半期が繁忙期ということは、6か月間ということですね。土日の休みも携帯が気になっていると精神的に疲れがたまって回復しづらくなります。

ある精神科の先生いわく、1か月や2か月ならストレスにさらされても耐えきれるが、3カ月を超えるとストレスを抱えきれなくなって精神的な不調におちいってしまうと聞きました。

土日に電話をかけてくるお客さんに理解してもらう必要があると思います。営業は短期戦ではなく長期戦なので、働き方はとても大切です。

方法としては3つ考えられます。
 1:土曜だけ、日曜だけの対応に限定する。
 2:土日の午前だけ、午後だけの対応に限定する。
 3:土日は留守番電話に設定して、電話にはでない。月曜に電話する。

もし、このように割り切って時間帯や曜日を区切れば、心を休めることもできると思います。

体と心が資本ですので、もっと大切にしてほしいです。

このまま流されてしまうのではなくて、打ち手を試してほしいと私は思います。

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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。

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