営業に異動しましたが、出世したいとあまり思っていません。
●質問
営業に異動したのですが、営業マンとして出世をしたいとはあまり思っていません。
このことを営業部署の同僚に話すと「営業マンなら出世を目指すのが当たり前でしょ？」といわれてしまいました。
私は管理職になるつもりでもないので、特に出世にはこだわっていません。
営業マンはみな出世したいと思っているものなのでしょうか？
● 回答
営業マンが皆、出世を目指しているわけではないと私は思います。
私の経験になりますが、私は顧客の役に立って喜んでもらうのが一番の幸せだと思っていて、あまり出世を目指すほうではありませんでした。管理職としてメンバーの指揮をとるよりも、現場でお客さんと商談していることが私にとって向いていると思っていたからです。
会社の組織の中でもそれぞれの役割があると私は思います。
例えば、野球のチームでも四番バッターばかりではなく、安定してヒットを打てる人や盗塁が得意な人などがいますよね。様々な得意分野があってバランスよく発揮されることで勝ちにつながっていくチームもあると思います。
それぞれの家庭環境や将来のキャリアプランもあって働き方は様々です。私自身は、自分の時間を大切にしたい、家族を大切にしたい、営業マンのエキスパートとして働きたいという気持ちもありました。
働き方改革の影響もあって、管理職も管理職以外の働き方もテレワークや在宅勤務で対応ができるような流れになってきました。
私の経験ばかりお伝えしてしまいましたが、あなたらしく働けることが大切だと私は思います。他人の意見に左右されずに、あなたの描いたキャリアプランで進んでいくと良いと思います。
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木村まもる（逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン）
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2003年、22歳から営業マンとして18年経験。2017年の配置転換を機に営業ノウハウを体系化。1000件以上の顧客との商談実績。500人以上の営業相談に応じてきた実績。無形商材・有形商材の営業経験・実績に基づいた、わかりやすい営業ノウハウ・セミナーでの解説に定評がある。
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