営業職になりましたが、上司のパワハラ発言が苦痛。
●質問
私は営業職に異動になった40代前半の男性です。それまでは内勤をしていました。
まだ異動になって1週間程度ですが、職場の上司がパワハラ発言しているのを見聞きして苦痛です。まだ私に対して直接攻撃されたわけではないのですが、同僚を見ていると心が痛みます。
同僚を見ていると、上司が同僚に「新しく取り扱うことになった商品についてどのように顧客に売り込むか自分で考えろ」と言うのです。その同僚は私より先輩ではありますがまだ数カ月の新人です。自分で考えろと言われても思いつかず困っておられました。同僚に聞くと他にも、顧客へのクロージングの仕方を自分で考えろ、と言われるそうです。
いずれは私も言われるのだろうと思うと、パワハラではないかという気もして、だんだん苦しくになってきました。どうしたらいいでしょうか?
● 回答
「自分で考えろ」と言われても、やり方が全く分からないところからのスタートなので同僚は戸惑ったことと思います。ただ、パワハラかどうかは一概には言えないと感じます。
同僚は「ご自身が考えた結果、このように考えますが如何でしょうか。」というお話はきっと上司にされておられるのだと思います。それが出来てないならまずやるべきだと思います。まず自分で考えるというのは基本ですからね。そのうえで、私が感じたことをお伝えします。
私が思った結論は、「少しでも早く勉強に取り掛かりましょう。」ということです。
なぜなら、あなた自身に営業の基本が備わっておらず、何から手を付けていいかわからず、行動に起こせていないのではと感じるからです。行動に起こせないから不安が増していく一方です。同僚は、普段から自分なりに考えて上司に報連相していることと思いますが、それが上司から見ると一定のレベルに達していないのでしょう。
例えば、多くの勝ち残っている営業マンは自分で勉強をしていると私は思います。①顧客との商談経験を振り返って法則化したり、②上司や先輩の手法を研究してみたり、③独学で読書したり勉強会に参加したり、などやれることはいくらでもあります。ただ、①や②で成功できる確率は実は低いのです。③が良いと私は思います。
今すぐ取り組めることとしては営業に精通している人の話を聞いたり法則を知ることです。読書もその一つですね。あなたが今まで気づかなかったスキルをつかめるかもしれません。あなたの商品/サービスの分野に照らし合わせて現場で実践してみるのです。ただ勉強しただけというのでは意味がありませんよ。あなたは商談のスキル全般を顧客との人間関係の作り方、アプローチ、ヒアリング、プレゼンテーション、クロージングの基本を身に付ける必要があります。
もし、あなたが実践できて成果が出たら、上司がどのように接してきてもきっぱりと答えられるようになるのではないでしょうか。大切なのはどのように取り組もうとしているかだと私は思うからです。
だから、とにもかくにも正しい営業手法の情報収集に取り掛かってください。
木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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