営業に配置転換。会社の同僚から嫌がらせをされます。
●質問
営業に配置転換になりました。
初めての営業なので不慣れな中ですが自分なりに精一杯やろうと思っています。
ところが会社の同僚から心ない言葉をかけられたりしてつらいです。
木村さんは嫌がらせをされたことはありますか?
● 回答
あなたは、はじめての営業を精一杯やろうと思ってるのに、同僚から心ない言葉をかけられるのはつらいですね。
私は会社の同僚からの嫌がらせを何度も経験しています。
以前、私が体験したお話をさせていただきますね。あなたに何か参考になれば嬉しく思います。
会社の同僚からの嫌がらせ
私は当時、その事業所で一人だけの部署で営業として勤めていました。職場には別の部署のメンバーがたくさんいますが、私は一人きりで業務を進めていました。
ところが、まだ駆け出しの部署で営業初心者だった私は売上をあげられず、部署としても赤字の状態でした。
あるとき、職場でたくさんのメンバーが作業としているときに、AさんとBさんが私に聞こえるような声で話し始めました。AさんとBさんは私とは別の部署の方々です。
Aさん「木村さんの部署の経費がかかり過ぎですよね。」
Bさん「売上と経費が見合ってないんですよ。木村さん、早くなんとかしてくださいね。」
Aさん「経費ばっかり使って、経費の無駄遣いですよ。」
AさんとBさんは、ニタニタと笑いながら私を見下しているかのような目で見ていました。
その他のメンバーも聞いていましたが、誰一人わたしをフォローしてくれる人はいませんでした。陸の孤島のような状態です。
私は、言葉が出ませんでした。たしかに、売上があがっていないのは事実で反論ができない。悔しいけれど、痛いところを突かれた私は言い返せなかったのです。おまけにAさんは私よりも年下でしたので、大人げないことも言えない。
私のはらわたは煮えくり返っていました。「いまにみてろ。必ず見返してやる。ふざけるな。」と言ってやりたい気持ちをぐっと押し殺しました。
私がもう少し大人の対応ができていれば、笑ってかわしたり、言い返したり、自分の気持を話すことができたのかもしれませんが、そうはいきませんでした。
「数字をあげて見返すしかない。」と感じて、AさんBさんの言葉を奮発材料に変えていくしかありませんでした。
この経験は、私が受けた嫌がらせの中でも軽いほうなのですが、今思い出してもムカムカしてくるほどです。
このように同僚であっても、パワーハラスメントに近いことはよくあることだと私は思います。
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
出典:厚生労働省 あかるい職場応援団 ハラスメントの類型と種類
私は自分の気持のやり場をノートにぶつけてなぐり書きして気持ちをおさめました。気持ちが高ぶったときは、書いたり、話したり、なんらかの形で吐き出すことが大切になってきます。
まとめ
あなたが会社で同僚から嫌がらせを受けているのであれば、話しあう、相談する、書き出す、など何らかの形で行動に変えていくことで、解消できたり解決に向かっていくと思います。
一方で、上司からの嫌がらせを受けているという方もおられるでしょう。上司には人事権があることと思いますのでなおさらやっかいです。私もいろんな嫌がらせを受けた経験があるので、今後このブログでもお伝えしていきたいと思います。
いずれにしても一人で悩まず、抱え込まずに行動をしていきましょう。
あなたを応援しています。
木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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