営業マンとして年間目標売上が未達になるのが恐いしつらいです。
●質問
営業職に異動になりましたが、年間目標売上が未達になるのではと、今から不安です。
売上のことを考えると恐いしつらいです。
ほとんどの営業マンは目標売上を達成していることだろうと思うのですが、自信がありません。
気が早いかもしれませんが、自分を責めてしまいそうです。
目標売上に未達になった場合、どのように対応しましたか?
● 回答
私は営業マンを18年以上経験しています。
あなたと同じように目標売上に届かないかもしれないと、不安になったり恐い思いをしたり、つらい思いをしたことが沢山ありました。
自分が追い詰められた気がして苦しかったことを今でも覚えています。
目標売上の未達経験者の私が気を付けていたのは、「上司との連携」です。
不安なことに対しては、具体的に行動を起こすことが大切です。
目標に対して見通しの状況をこまかく上司に報告し、今何に取り組むべきなのか意見を聞き、すぐに行動に移しました。
なぜなら、上司は営業マンそれぞれが目標売上を達成させることが最大の仕事と言っても良いからです。
上司に現状の売り上げ数字を報告し、今自分がどんな工夫して行動しているかを伝え、
これから自分がとるべき行動をいくつか候補を上げて伝え、相談します。
例えば、上司に相談する時はこのような流れで伝えると良いと私は思います。
「現状は目標売上に対して30%の見込みしかなく、残りの70%の
売上を作るために次のような行動を今行っています。」
あくまで例えばですが、
- 過去に商談した顧客に再度アプローチを◯件行う。
- 新規顧客の獲得の為に電話でのアプローチを1日◯件架電する。
- 既存顧客からの顧客紹介を得るために1日◯件フォローする。
など、業界ごとにとるべき対策があると思いますので、あなたが考えられることをあげてみるのです。
そして、「今後、私がとるべき行動をこのように考えています。」と伝えます。
- 商談のスキルを上げるために◯◯する。
- 新規の業務提携など販路の◯◯を開拓する。
- ホームページ上での露出を増やし問い合わせを生めるように◯◯する。
というような感じで相談を上司と密にやっていくのがよいと私は思います。
もし、このような感じで上司とやりとりできたら、あなたの行動とその背景にある経緯を上司が把握することが出来ます。
上司は状況を把握できるだけでも結構安心するものなのです。
上司からのアドバイスで売り上げが上がっていけばお互いにプラスです。
あなたが積極的に動けているのであればだんだんとあなた自身に自信がでてくると思います。
ですので上司との連携をしっかりととっていきましょう。
木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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