営業を「楽しい」に変えた瞬間のリアル
営業がつらいと感じる人へ
多くの営業パーソンが「売り込みたくない」「数字がプレッシャー」と感じています。
しかし、本当に成果を出す人はある瞬間に気づきます。
営業は“売ること”ではなく、“お役に立つこと”だと。
この気づきこそが、営業を「つらい」から「楽しい」に変えるターニングポイントです。
営業が“楽しい”に変わるきっかけは「お役立ち」に気づいた瞬間
営業の本質は「お客様のお役に立つこと」にあります。
質問を通して相手の欲求や悩みを理解し、解決策を提案できたとき、人は“売った”ではなく“役に立てた”と感じるからです。
私自身も、最初は「説明メインでいこうか」「質問メインにしようか」と迷っていました。
でも、なぜ“質問”をするのかを突き詰めて考えたときに気づいたんです。
それは、お客様の欲求やニーズを正確に把握し、解決策を提案し、実現するため。
つまり本質は「お役に立つために質問をする」ということなんです。
「どんな質問をすれば売れるか」ではなく、「お役に立つために質問する」。
これが逆転営業の基本です。
実際、「お役立ち」という言葉に共鳴してくださる方はとても多いです。
それが私たちのミッションでもあります。
結果として成績も上がり、営業が“楽しい”に変わっていくのです。
「親切」ではなく「ビジネスとしてお役に立つ」が本質
「お役立ち」と聞くと「親切にすること」と思われがちですが、
大事なのは“ビジネスとしてお役に立つ”ことです。
たとえば、相手の話を丁寧に聞きながら「私に何か協力できることがあれば」と感じたとします。
その中で、「私たちが本当にお手伝いできるのは“保証”という部分かもしれません。その点はいかがでしょうか?」と自然に提案へとつなげる。
これが正しい“お役立ち”なんです。
純粋な気持ちで「お役に立ちたい」と思うことが出発点。
その延長線上にビジネスとしての成果がついてくる――この流れを体験すると、営業がどんどん楽しくなっていきます。
「お役立ち」と「目標」のバランスが営業を楽しくする
お役立ちだけでも、数字だけでも成果は出ません。
両方を意識することで営業が安定し、やりがいも増します。
成果を出してこそ、本当にお客様の役に立てるからです。
「お役立ちには結果がついてくる」とよく言いますが、
「お役に立てたけれど契約にならなかった」というケースもあります。
そんな時は、「目標を明確に持つこと」が大切です。
数字を意識することは悪ではありません。
数字ばかりを追うとギラついた営業になり、
お役立ちだけに偏ると依存的になってしまう。
大切なのは、その両方のバランスを保つこと。
朝は目標を意識し、昼はお役立ちに集中する。
そのリズムを習慣にすると、自然と営業が安定していきます。
意識を高めるための習慣
・毎朝、目標を書き出す
・声に出して宣言する
・「今日はどれだけお役に立てたか」を夜に振り返る
書くことで自分に言い聞かせ、目で見て確認し、手を動かす。
そうして意識が高まり、潜在能力が動き出します。
目標を意識する人は追い風の中を歩いているようなものです。
書かない方がむしろ大変。
この状態が、営業が楽しくなる最大の理由なんです。
まとめ
・営業が楽しくなる瞬間は「お役立ち」に気づいたとき
・“親切”ではなく“ビジネスとして役立つ”ことを意識する
・「目標」と「お役立ち」を両立することで楽しさと成果が共存する
営業が「つらい」から「楽しい」に変わる瞬間は、
あなた自身の意識が変わったときです。
今日から一歩ずつ、“お役立ちの営業”を実践していきましょう。
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