BIGBOSS新庄剛志監督の名言から営業が学べること

テレビやラジオ雑誌などで毎日のように見るといえるほど、大人気の新庄剛志監督。北海道日本ハムファイターズ監督に2021年就任したのをきっかけに、世間の話題の的となっています。

球場でまるでドローンのようなバイクにまたがってスポットライトを浴びながら登場する姿は驚かされました。ユニフォームの背中に書かれる名前がニックネームであるBIGBOSS（ビッグボス）になったのも衝撃です。一生の記憶にのこるほど派手に見える演出は新庄剛志監督の魅力となって、プロ野球界を盛り上げているように見えます。

経済産業省のホームページを見ると顧客数の推移が示されています。テレビでは派手に見えるプロ野球界でも集客がよい年とよくない年で落差が激しいことが見て取れます。日本のスポーツ界においてプロ野球は見るスポーツの牽引役とみられています。新庄剛志監督が今年の観客数を押し上げる原動力になってくれる予感が私にはあります。

出典：経済産業省　「みるスポーツ」の中でも、やはりプロ野球人気は健在；スポーツ関連の第３次産業活動指数の動き

新庄剛志さんのInstagramを見ると数々の名言がありました。営業として学べる点が多々あります。その中でも２つこの記事でご紹介したいと思います。

新庄剛志さんのプロフィール

新庄剛志監督のプロフィールについて簡単に見ていきましょう。

18歳で阪神に入団。
28歳でメジャーリーガーに。
32歳で日本ハムファイターズに入団。新庄劇場と呼ばれ注目される。
34歳で引退。
38歳でバリに移住。
49歳で北海道日本ハムファイターズ監督に就任。

現役時代はスパイダーマンのような被り物をして球場に現れる姿がテレビでも多数取り上げられています。ファンに喜んでもらいたいという気持ちがひしひしと伝わってくる選手でした。監督になってもファンを大切にする姿勢は変わっておらず、むしろ自分のやりたいように思い切り動いている印象です。

新庄剛志さんの名言

新庄剛志さんのInstagramを見ると、生きていく上での哲学と思えるようなパワフルな名言が散見されます。派手な服装やオーバーな言動からは想像できないような、影の努力を感じる言葉ばかりです。

ある番組で新庄さんが、本当は派手な姿はしたくない、という趣旨のコメントをされていたのが印象的です。

派手な姿やアピールをすれば注目が集まる。
注目が集まればファンが期待する。
ファンは選手に注目し活躍を期待する。
活躍を期待された選手は今まで以上に頑張ろうと努力する。
選手が頑張っている姿にファンが感動してさらに応援したくなる。

このような上昇志向のいい意味でのスパイラルに向かっているのではないかと感じます。

１つ目の名言　成功に導く人間は

営業活動をしていくなかであなたの努力がすぐに報われないことは今までありましたか？ひとは行動すれば必ず成果が出ると期待してしまいがちです。ときには思ったような成果が出ずに納得ができないこともあるでしょう。

私自身も今まで「自分がこれだけやったのになぜうまくいかないのか」ともがき苦しんだ経験があります。「頑張っても意味がないんじゃないか」と諦めてしまえばそこで終わりです。
営業マンあきらめる
新庄さんの次の言葉は営業マンにとって一つの指針と言えるでしょう。

成功に導く人間は
思い通りいかないのは
当たり前という前提で
挑戦している
出典：新庄剛志Instagram

「思い通りに行かなくても当たり前だ」「次に進んで行こう」と自分で自分を切り替えられるかどうかは営業マンが成功できるカギのひとつですね。

２つめの名言　努力は一生

繁忙期などで問い合わせがたくさん入ってきたり、商談が立て続けに入って、猫の手も借りたいほど忙しいことはありませんか？忙しい時ほどお客様への配慮が薄れてしまったり、一回の商談の大切さを忘れてしまうもの。
営業マン忙しい
私自身は自分自身の怠慢で商談準備を省略してしまい大失敗したこともありました。目の前のお客様にとってはたった一回限りの商談なのです。一回一回を大切にしなければ売上を積み上げることはできません。