どんな人が営業マンに向いてる(向いている)のか?【徹底解説】
これから営業になる人、営業になったばかりの人は「営業マンとはどんな人なのか」気になりがちです。自分ひとりであれこれ想像しても、経験していないことなので、つかみにくいもの。営業指導の専門家の視点から「どんな人が営業マンに向いているのか」「向いていないのはどんな人か」「営業マンならではのあるある」など、徹底解説します。具体的な事例をお伝えしつつ、わかりやすくお話ししますので、リラックスして読み進めてください。
営業に向いてる(向いている)人とは?
はじめて営業になると、自分が営業に向いているのか気になるもの。あなたの性格や特徴が、営業に向いているのか向いていないのか、この記事で情報を得て参考にしてもらえると嬉しいです。「私は営業に向いていないかも」と感じている人も、記事を見ることで気づきが得られ、明日からの営業活動が前向きになれば幸いです。
フットワークが軽い人
営業マンにとってフットワークの軽さはとても大切。「フットワーク」とは、対応の速さのこと。「フットワークが軽い」とは、対応が早いことです。逆は「フットワークが重い」イコール対応が遅いという意味。
フットワークが軽いと、お客様が喜んでくれます。商談でお客様から質問をもらって、その場で答えらなかった宿題を、当日のうちに回答すると、お客様はどう感じるでしょうか。「すぐに解決した」と喜んでくれるはず。お客様の頭の中に商談内容が鮮明に残っている当日に、回答することで、話の進む速度が速くなります。お客様としては「きちんと対応してくれる営業マンだ」「スピードがあって信頼できる」と思ってもらいやすくなるのです。
回答する日が遅くなればなるほど、お客様の記憶は薄れていくので「対応が遅い」というマイナスの印象がついてしまいます。
営業マンのAさんは、素晴らしいフットワークの軽さの持ち主。常にノートパソコンや資料を持ち歩き、お客様から聞かれたことを、パッと調べてその場で回答していたのです。「うてばひびく」というたとえがピッタリ。常に情報が更新され続ける敏腕営業マン。シンプルに答えるスピードを早くするだけで、お客様に喜んでもらえるので見方を変えれば誰にでもできますね。性格はあまり関係がないと私は思います。「チリも積もれば山となる」という言葉のように、仕事は放っておくとどんどんたまります。
- お客様からの質問を当日に回答する。
- 届いたメールは5分以内に返事する
- 5分でできる仕事を当日に済ませる。
など、あなたの中でルールを決めて実行するのも一つの方法です。
内向的な人
意外に思われるかもしれませんが、内向的な人は営業に向いています。よく営業のイメージは明るい・よく喋ると言われますが、内向的・気弱・大人しい人ほど向いているのです。内向的な人は、自分の意見を主張する前に、相手の意見を聞きます。押しは弱く無口。本当に相手にとって必要と思わない限り提案をしません。
お客様から見ると、
- じっくり話を聞いてくれる。
- 必要と思ったことだけ提案してくれる。
- 思慮深く吟味した上での提案だと感じる。
- 売り込みされないので嫌にならない。
- 安心して知人に紹介できる。
などと思ってもらいやすいのです。
お客様が話している途中に言葉をかぶせるように話しはじめる営業マンをよく見かけますが、実は売れ行きがよくないのです。お客様が話し終わるまで、さえぎらず聞ききって、次の質問をするのが大切。内向的な人は、お客様の感情に敏感で、気持ちを察して、自分の発言を控える傾向があります。この傾向が営業に大いに、メリットとして働くのです。人の気持ちを聞かないまま、営業活動をしていたら、どうなるでしょうか?「この営業マンは全然、私のことをわかってくれない」と思われてしまうのがオチ。内向的で内気・気弱な性格こそ、営業マンにとって武器になるのです。
実は私自身が、まさに内向的なタイプ。人前でもじもじして、人見知りで、自分から話しかけるのはニガテ。それでも18年以上、営業をやってこれました。今となっては、自分の性格はプラスに働いたな、と感じます。内向的な性格の方は、そのままで大丈夫です。自信を持ってくださいね。
負けず嫌いな人
負けず嫌いな人は、営業に向いています。他人と自分を客観的に比べて、足りない部分を、自己成長させていけるからです。
広告系の営業マンのBさんは、1年上の先輩といつも自分を比較して奮起していました。先輩が新しい販路を見つけたら、Bさんも負けじと新しい販路を見つけてきます。近くで見ていて、神がかったバイタリティーだなと感じました。長年Bさんと付き合ってわかったことは、「自分を鼓舞して原動力にしている」ことでした。「先輩をおとしいれよう」とか「蹴落とそう」という意識はまったく無かったのです。
先輩と自分を比べることで、自分の弱点を見つけていく感覚でした。Bさんは、みるみるうちに社内で信頼を勝ち取り、リーダーとなりキャリアアップして駆け上がっていきました。営業部署のメンバーは、Bさんが日々努力しているのを近くで見ているので、よい影響を受けて活気があふれていました。
他人と比べると、自分の不甲斐なさに落ち込んで行動できない人もいるでしょう。私も同じような傾向があります。落ち込むタイプの人は、ムリに他人と比べる必要はありません。Bさんも結局、自己成長が軸だったのです。それと同じように、自分の成長だけに目を向ければオッケー。「昨日より今日、できることが一つ増えた」それでオッケーなのです。大切なのは自分自身との戦い、自分自身に負けないことだと私は思います。
まじめな人
営業マンのイメージは、外交的でおしゃべり、冗談がうまくて、人を笑わせる、と思われがち。地味な作業やまじめにコツコツと続ける、などのイメージとは正反対かもしれません。今まで私は数々のトップセールスマンを見てきましたが、ほとんどは根がまじめ。お客様の前でジョークを飛ばして笑ってばかりいる人も、ウラでは書籍を読み漁ったり、コツコツ準備したり、根回ししたり地道に動いています。
文房具商社の営業マンのCさんは、笑顔を見せない・笑わないで有名な人。とてもまじめでボールペン一本からお客様の事細かな注文を迅速に一つひとつ対応。ある時、お客様の事務所の引っ越し予定を聞いて、Cさんがお客様に訪問したところ、数千万円の受注を取ってきたのです。デスク・椅子・棚・間仕切り・一通りの文具・ファイルなど新事務所で必要な備品のすべてを受注。会社に帰ってきたCさんは、少し微笑んだだけで、いつもと変わらず冷静でした。
小さな案件をムダと思わずに、お客様の要望に応えていなければ、このような大型受注はなかったでしょう。大型案件や一発逆転に目が行くことは、営業ではありがち。このエピソードを聞くと、自分の襟を正さなくてはと感じますね
約束を守れる人
営業は小さな約束の積み重ねとも言えます。小さな約束を守れる人は、信頼の積み重ねができるので、売上は安定して好調になりやすいのです。
営業マンのDさんはどんな小さな約束でも忘れずに、お客様の信頼を勝ち取る人でした。商品の納期が代表的なエピソード。お客様から要望があった納期を守るのは大前提。Dさんはどのお客様にも必ず、細かな進捗報告を欠かしません。あるとき納期遅延の商品が発生しましたが、理由や納期の目処をつぶさにお客様に伝えました。納得してもらっていたのでクレームになりませんでした。
Dさんは「契約後こそ大切だと考えている」と言います。約束を忘れてしまうとお客様はどう感じるでしょうか?「この営業マンは私のことを忘れてしまったのか」「軽く見られているな」「信用できない」などと思われる最悪の事態に。メモ・手帳の活用・TODOリストを常に更新するなどして、小さな約束こそ守りましょう。
思いやりがある人
思いやりがある人は営業に向いています。お客様の気持ちに寄り添って、理解しようとするからです。
保険の営業マンのEさんは、成績が伸び悩んでいました。自分主体の説得タイプの営業手法。押して押して売ってくる。売れる時は少し売れるけど、クレームは多発、契約後のキャンセルも多かったのです。これではまずいと思って私と出会い営業手法を切り替えました。Eさんがもともと持っていた思いやりを引き出せてお客様に接するようになれたのです。
今までのスタイルとはうってかわって、お客様の状況や気持ちを聞きはじめました。貯蓄に対してどう思っているのか、保証の面をどう考えているのか、気持ちに寄り添いはじめました。すると、売り上げが徐々に伸びてきたのです。久しぶりにEさんと同行した上司は、Eさんの営業手法に感銘を受けて、この手法を社内に広めていこう、という流れも起こりました。
押し売りで思いやりのない営業手法を続けていたとしたら、成し得なかった成果と言えるでしょう。思いやりは大なり小なり誰もが持っている資質です。どのように引き出すかで成果が大きく変わるのです。
ここに挙げた営業に向いている傾向は、ほんの一例に過ぎません。あなたの持ち味を活かしていくことで、売れる営業になっていけるので、「自分は当てはまらない」などと気にする必要はありません。
営業に向いてる(向いている)女性とは?
ある女性営業の方から「どんな女性が営業に向いているか、ブログでまとめて教えて欲しい」というリクエストをいただきました。この章では、その方にこたえるために、私が今まで見てきた女性の営業職の中でどんな人がおられたか、事例をご紹介します。昨今のジェンダーの社会課題もあるなか、男性女性に分けて考える必要はない、と私は思っています。女性の事例をあげますが、男性にももちろん当てはまるという認識で、読み進めてください。
共感のあいづちができる人
共感のあいづちができる人は、営業に向いていると言えます。お客様にとって、会話の中でよいタイミングで「あいづち」してくれる営業は、自然と「自分のことをわかろうとしてくれている」と感じるからです。お客様を理解しようという気持ちが、あいづちによって伝わると、お客様はさらに話したいと思うもの。話せば話すほど、営業側は情報を得られるので、ニーズに向かってベストな提案ができるのです。
女性営業のFさんは、もともと内勤でしたが営業部の人員不足で営業に配置換えになりました。Fさんは、自分から話をするよりは、お客様の話をじっくり聞いて
- 「なるほど」
- 「そうなんですね」
- 「そうでしたか」
- 「おぉー」
など、あいづちしていました。電話でのやり取りでも、商談での会話もお客様が8割話してくれて、近くで見ていた私も素晴らしいなと感心するほど。成績は安定して達成できて、社内での評価も、お客様からの評判も上々でリピーターや紹介がどんどん生まれていきました。
あいづちがないとどうなるでしょう。お客様は「話を聞いてくれているのかな?」と疑問に思います。会話は弾まず、お客様からの情報は少なくなってしまいがち。
サビた自転車を想像してみてください。ペダルをこいでも、ギアがギシギシとうまく噛み合わない。油をさすことで滑らかに動くようになります。会話も同じで油をさすように、あいづちが必要なのです。あいづちはスキルですので、もともとうまくなくても、後から身に付けられます。身近な人と話すとき、「おぉ」「なるほど」など、あいづちを打つことからはじめてみましょう。
人当たりがいい人
人当たりがいい人も営業に向いています。どんな会話になっても、柔らかく返事してくれると、会話が弾みます。お客様にとって、自分の存在を認めてくれている、という感覚は重要。人当たりがいい人は、自然とお客様の存在や、お客様の考え方を認めているのです。人間の心理として、認めてくれた相手には、自分の思っていることやホンネをどんどん話していく傾向があり、ニーズを深くつかむことにつながります。
人材系企業の女性営業のGさんは人当たりがいい方でした。対面でお客様と向き合う時も、メールでやり取りするときも、受け答えに優しく物腰柔らかな表現があったのです。メールでは文章表現が豊か。単に「お世話になります」と挨拶文を書くのではなく「こんにちは。暖かい季節になりましたね。昼夜の気温差がありますが体調はいかがですか?またお目にかかるのを首をながくしてまっています」などと気さくな雰囲気が伝わります。ほんの少しでも気づかいの伝わる表現をすることで、人間味や温かさが伝わるものです。
Gさんはその人柄で、続々とお客様から新しいお客様の紹介をもらっていました。口コミが広まって、お客様が営業マン代わりになり、宣伝してくれているのです。理想的ですよね。
「私は人当たりがよい方ではない」という方もおられるでしょう。私自身も文章表現や言葉選びが、得意な方ではありません。あまり堅苦しく考えすぎず、相手を気づかう気持ちがあれば問題ないと私は思います。
印象に残りやすい人
印象に残りやすい人は、お客様が顔や名前を覚えてくれるので、営業に向いていると言えます。顔や名前を覚えてくれるとお客様が困った時に「◯◯さんに聞いてみようかな」と思ってもらいやすいからです。お客様から連絡をもらえる営業マンは、新規活動にかける比重が抑えられ、リピートや紹介につながっていきやすい傾向があります。
医療機器系メーカーの女性営業のHさんは、個性が強く一度会ったら忘れないインパクトの持ち主でした。他の営業マンと営業スキルは大差ないように見えるものの、大事なポイントはしっかり強調する方でした。大事なポイントとは、お客様が本当に解決したいこと。「お客様の◯◯がラクになって、今まで以上に患者様の診療にさらに集中できるのです」と、お客様目線で話していたのです。
単に、話し方が周りを元気にしてくれるようでおもしろい、というだけではなく、価値を提供しようという姿勢があったからこそ、印象に残りやすいと感じるのでしょう。
説明マシンのように、淡々と話して何の印象にも残らない営業は、すぐに忘れられてしまいがち。説明することばかりに気がいって、お客様のことを考えていないからです。いい意味で、印象に残りやすい人になることはポイントの一つですね。
気が利く人
よく気が利くことは営業の大切な要素です。私は気が利かない方なので生まれながらにして持ち合わせている人は羨ましい限りです。お客様はかゆいところに手が届くと、心地よく満足度が高まり、契約に繋がりやすくなります。
- 「先回りして準備する」
- 「言われていないけど手を打っている」
- 「きっと必要になると思って調べてきた」
という姿勢は、お客様にとって好印象になること間違いありません。
女性営業のIさんは、よく気が利くトップセールス。Iさんがよくいうフレーズは
「そう言われると思って」。「そう言われると思って用意してきましたよ」と笑顔で話したり、パンフレットで説明しながら「◯◯についてこのように思っておられませんか?」などと先回りして商談を進めていました。「そう言われると思って」と言えるのは、お客様の立場に立ってニーズを想定して準備していた証拠です。お客様の上手を常にとっていく感じですね。「営業なら任せても安心だ」と受注を積み上げていました。
「自分は気が利くタイプではない」と萎縮してしまう方もおられるでしょう。Iさんのように、事前にお客様の置かれている状況を想定して準備したり、商談で先を急がずに気持ちに触れるだけで、気が利くと思われるように変われます。
私は事前準備で紙に書き出して頭の整理を必ず行なっています。事前準備にはやり方がありますので、後からでも身に付けられる一つのスキルなのです。
好奇心旺盛な人
好奇心旺盛な人は、お客様自身や、お客様のニーズに興味をもてるので、営業に向いています。お客様に興味をもてると、自然と質問を投げかけられます。お客様が答えた内容に、さらに興味をもって質問を投げかける。この繰り返しが、お客様のニーズの明確化につながります。明確になったニーズに向かって説明するだけなので、一気に成約につながります。
宝石をあつかう女性販売員のJさんは、全国でも指折りのトップセールス。社長の右腕として新人教育を任されるスゴうでの持ち主。Jさんは好奇心旺盛で店舗に来られたお客様の年代・服装・もち物・目線・口調をつぶさに見ています。お客様ごとに特徴をとらえて話し方や会話のきっかけを工夫。ブランドや高級品志向が強いのか、節約家なのかなど質問しながら鋭い観察力で見極めていきます。
Jさんに販売の秘訣を聞いたところ「お役立ち」だと言います。「最も興味関心をもつのは、お客様がどんな思いで来店されたのか、どんな目的で指輪を見に来たのか心に寄り添うのが鉄則だ」と言います。お役立ちを重視している点で、営業も販売も共通している、さすがトップセールスだと感心させられました。
お客様に興味関心を持っていないと思っておられる方も、お役立ちを意識して、ステップを踏んでいけば自然と興味関心が湧いてくるものです。
営業職の女性の見た目【超キホン】
ある女性の営業の方から「見た目で売れる・売れない」に差がでるかと聞かれたことがあります。性別にかかわらず基本をおさえることが大切、とお伝えしました。この章では見た目や服装についてお伝えします。
清潔感があること
清潔感は営業にとって不可欠です。
- 髪型はセットされていて乱れていないか。
- 口臭・タバコの臭いがないか。
- ほこりやペットの毛が服についていないか。
など鏡で自分でチェックしたり、同僚とチェックしあったりしてみましょう。
不潔っぽい見た目だと、それだけで「もうこの営業と会いたくない」と思われかねません。自己管理ができない営業という印象を植え付けられてしまいます。
私がかつてお会いしたある営業は、髪の毛はボサボサ、衣服からペットの臭いがプンプン。同じ空間にいるのがツラかったのを覚えています。そうならないために、自宅から出勤する前に、必ず点検する習慣をつけておきましょう。朝やることリスト、チェックリストなどを鏡の近くに貼って、印をつけていくのも手です。
体型にあった服装
・着こなしが出来ているか
営業の中には、入社時に買ったリクルートスーツが体型に合わなくなってきているのに、ムリに着ている方がおられます。ズボンが窮屈に見えたり、ジャケットが苦しそうに見えたり。見た目が気になりすぎて、お客様が相談に集中できないことが、起きるのです。冗談のように聞こえるかもしれませんが、人の体型は5年10年すると変わるもの。私自身も飲み過ぎ食べ過ぎで、体重が一気に増えて、昔のズボンが入らなくなった経験があります。
商談の準備がばっちりできていても、見た目が引っかかるのはあり得るのです。そうならないためにも、衣替えのタイミングや年に何回かは、衣服の棚卸しを行いましょう。いらなくなった衣服は知り合いにあげたり、メルカリで売ることも可能です。服装がヒットすると自然と気持ちも引き締まって、相乗効果が出てきますよ。
営業に向いてない(向いていない)人とは?
このブログを読んでおられる方で「どんな人が営業に向いていないのか」気になる方もおられるでしょう。この章では、営業に向いていない人の傾向について見ていきましょう。お伝えする内容は、誰で多かれ少なかれ、もち合わせている部分かと思います。私自身ブログを書きながら、背筋を正しているところです。お互いに学び合う感覚で、読み進めていきましょう。
自分を優先する人
自分を優先してしまう人は、営業に向いていない代表格と言えるでしょう。自分を優先するとは、自分個人の考え方に固執したり、お客様の利益より自分の売上ばかりに目を向けてしまうことを指します。営業として活躍するためには、三方よしの考え方が重要です。三方とは、売り手・買い手・社会のこと。それらがWIN-WIN-WINであることです。経済産業省のホームページでも三方よしについて取り上げられていますので参考にしてください。
売り手、買い手及び社会に利益がある「三方よし」の理念の重要性に留意する。
出典:経済産業省 G20においてSDGs経営ガイドが紹介されました
お客様が1か月以内に納品して欲しいと言っているのに、事情を聞かずに鼻から「それは無理です」と断ってしまう。お客様の考えをまったく聞かずに、商品の説明をしはじめてしまうのは自分優先の姿勢と言えます。納期であれば1か月以内にしたいお客様の背景を聞いた上で、自分の会社に掛け合って、円滑に進められるか確認した上で最善策を提示する。説明であれば的確にお客様のニーズをヒアリングした上で、必要な商品を説明することです。
ある営業マンのKさんはクレームの多さで悪評が絶えませんでした。商談で自分が勝手に判断した誤った情報を、お客様に伝えてしまったり、お客様のイメージとまったく異なるトンチンカンな納品をしたり、など。しばらくして営業から外されてしまったのです
このようにならないためにも自分を優先する姿勢は、見直したりグッと抑えましょう。落とし所を探ったり、つぶさな情報収集を心がけたり、できることはいくらでもありますね。
課題を見つけようとしない人
課題を見つけようとしない人は営業に向いていません。営業活動は課題を見つけては行動する、試行錯誤の繰り返しだからです。なんとなく一日を過ごしてしまい、日々の営業活動の中に改善が見られないのです。
ある営業マンのLさんは、営業になって数か月経っても、上司から指摘されてばかり。上司の教育の仕方に問題があったのかもしれませんが、Lさんが自発的に課題を見つけて行動することは皆無。同じことを上司に何度も聞いて理解できず、負のスパイラルに陥ったのです。私が課題への向き合い方について、紙に書き出して整理する方法を教えてから、一気に改善しました。課題を自ら見つける姿勢がないと、生き残っていけないと感じた事例でした。よくPDCAの重要性が言われるように営業は試行錯誤の繰り返しが基本なのです。
言い訳する人
言い訳ばかり並べる人は、営業に向いていない傾向があります。行動せずに周りから置いていかれるパターンにはまりがちだからです。建設的な理由や言い訳なら理解できますが、グチや不満を延々と言い続ける人はなかなか理解されません。主観的な視点に陥ってしまい、客観性が失われているのです
営業マンのNさんは言い訳の名手。Nさんが言い訳を言いはじめると部署のメンバーは目を伏せます。「また言っているよ」と同僚から思われたり、最後には上司から「やかましいのでちょっと静かに」と説き伏せられる始末。
行動と理屈が伴ってはじめて言い訳に説得力が増すと私は思います。口先だけでなく動いてみてどうだったのか、客観的・総合的に見たうえで大人の対応をしたいものです。私自身も気をつけたいと、記事を書いていて思いました。
すぐあきらめる人
すぐあきらめたり、くじけたりする人は営業に向いていない傾向があります。営業は短期戦ではなく、長期戦で安定的に売上をあげていく必要があるからです。
- テレアポをやりはじめてすぐにツラくなってしまう。
- 商談をはじめてやったけれど成約しなかった。
- 飛び込みを1日やったけど成果が上がらなかった。
など、営業をやっていく上で、あきらめてしまいそうになるポイントはいくらでもあります。ムリなく続けられるやり方や考え方で取り組むことで、あきらめることや、くじけることは次第に少なくなります。たとえ、打たれ強い人がいたとしても、辛いことをずっと続けるのは至難のワザ。誰しも根気だけではやっていけないものです。
他人の意見に耳を貸さない人
周囲の人が助言しているのに意見に耳を貸さず、ひとりよがりになってしまう人は、営業に向いていない傾向があります。営業活動をしていくうえで、自分一人の単独行動が多くなり、孤独な感覚になるのはよくあること。ひとりよがりが行き過ぎてしまうと、必要な情報が得られなかったり、営業部署のメンバーが助言したくてもできない状況になりかねません。
「あの人は耳を貸さないから言っても仕方ない」と周囲の人が助言をためらってしまうのです。はじめは一人で奮闘していても、しばらくしてガス欠になり、エンストしてしまうイメージです。こうならないためにも謙虚に周りの声に耳を傾けましょう。
営業を辞めてよかったのはどんな人?
営業になったもののモチベーションが上がらないなどの理由で、営業で辞めてよかった人はどんな人なのか、気になる方もいるでしょう。そもそも営業になるはずではなかった人にとっては、営業になる前に知っておけば別の選択肢を選んでいたかもしれません。営業になられた方でも、今のモヤモヤした気持ちの原因はこれかも、と気づきが得られるかもしれません。営業になったけど「こんな職場なら辞めて正解」という事例についてもご紹介します。
残量があるとわかっている職場で、残業をやりたくない人
営業がお客様に合わせることが多く、残業は発生しがち。毎日定時に帰れる営業部署は、決して多くないでしょう。働き方改革で残業時間について、企業が取り組み強化している、とはいえ、「営業は残業して当たり前」という古い考えや風潮は、こびりついていると感じます。
残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。
出典:厚生労働省 時間外労働の上限規制
残業を毎日3~4時間して、21時・22時に退勤、家に着いたらもうクタクタ。もう何もやる気が起きませんね。家族がいて家事をしている人ならなおさら。「私は残業なしで雇用契約している」のであれば別ですが、理解のない企業もあります。
営業部署内でも「数字が上がっていないのに、なぜ定時に帰るのか」とぼやく上司もいます。私自身は毎日4時間の残業を4か月間つづけて体調不良になったことがありました。残業が増えると、リフレッシュできずにストレスが溜まります。ストレスは飲酒や暴飲暴食の引き金になってしまいやすいのです。当時私もアルコールの摂取量が増えてしまいました。これではよい仕事ができませんよね。
残業時間は労務が目を光らせているとはいえ、売上ノルマが下がるわけではありません。より限られた時間で高い成果を求められるのです。知人の会社は、21時にパソコンと照明が自動的に電源オフになります。知人がどうしているかというと、自宅で手帳やスマホを使って、アナログの仕事をしているといいます。これは本末転倒ですね。
家庭の事情がある方はもちろんですが、自分のライフスタイルに残業が合わないという方は対策が必要です。
- はじめから残業を断る。
- 残業しない契約形態に変わる。
- 営業部署以外に異動願を出す。
仕事によって自分の生活が侵されるのはもったいないこと。残業しなくても定時までに成果をあげられると、文句を言われずサクッと定時に帰れますね。
有給休暇が取りづらい会社で、有給を100%消化したい人
有給休暇は今まで私たち営業マンにとって「なかなか取れない」「取るのが気まずい」と思われがち。働き方改革で有給休暇取得の推進が打ち出され、取得しやすくなった人も多いはず。厚生労働省のホームページには次のように記載があります。
このため、今般、労働基準法が改正され、2019年4月から、 全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労 働者(管理監督者を含む)に対して、年次有給休暇の日数のうち 年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが義 務付けられました。
出典:厚生労働省ホームページ 年5日の年次有給休暇の確実な取得
私の知人の会社は上記を機に、有給休暇取得日数が評価指標の一つにしました。有給休暇取得に企業側がずいぶん理解しはじめたように感じます。
有給休暇取得は労働者の権利であるにもかかわらず、私自身、年間の有給休暇を100%取得したことはありません。管理職の時がとくに、取得しづらかったのを覚えています。「休んでいる場合か」などとプレッシャーをかけられたことも。
- 商談予定が詰まって取得し損ねる。
- 売上がいかないから気が引けてしまう。
- 取りたくても後ろめたさを感じる。
など、有給休暇取得ができない不満を耳にします。有給休暇を100%取得したい人が、有給取得に理解がない会社で働き続けるのは厳しいでしょう。
- 管理職やマネジャークラスが、どれぐらい有給取得しているのか。
- 営業部署のメンバーの取得日数はどうか。
- 営業部署として、有給取得率がどのくらいなのか。
など調べてみるとよいでしょう。知人のある営業マンは、営業部署の状況に関係なくどんどん有給休暇の取得をしています。企業文化がどうであろうと、「私は気にせず取得する」という考え方もありますね。「個人一人ひとりが働きすぎ」と言われる日本は、「有給休暇の取得が当たり前」になる文化に変わっていって欲しいものです。
休日出勤の多さにツラくなる人
営業の現場では企業や業界によって土日などの休日に出勤が必要になる場合があります。不動産や保険系はとくに、お客様が土曜日曜の対応を希望されることが多くなりがち。不動産系の知人は勤務条件として土日出勤がベースになっています。土日出勤の代わりに平日に休みを取っていても、急に商談が入ってまったく休めないなどもあり得ます。土日出勤・休日出勤はしたくないという人は、希望に叶う企業に行くことをお勧めします。
私は医療機器の営業をしていた頃、土日休みが基本なのに土日の出勤は当たり前。おまけに代休を取れないことが多々ありました。休日が確保できないので、さまざまなデメリットを感じました。
- 生活のリズムが崩れる。
- リフレッシュできない。
- 家族との時間が取れない。
- プライベートに不満が出る。
- 趣味の時間がもてない。
- 気が休まらない。
- 買い物に行った時にお店が空いている。
- レジャー施設が空いている。
- 役所や医療機関が空いている。
- 週末の子どもの行事に参加しづらい。
- 友達と休みが合わない。
など。ストレスがどんどん積み上がっていきました。
土日の出勤が基本で平日休みを確保できている方は、
メリット
デメリット
などメリットもデメリットもあるそうです。あなたが求めるライフスタイルに合わないのであれば、無理にあわせる必要はないと私は思います。
パワハラ・モラハラが横行している会社の営業になった人
営業は売上やノルマを求められ、常に数字に追いかけられるイメージが付きまといます。パワハラやモラハラも営業につきもののイメージの一つでしょう。パワハラ・モラハラとはどういう意味でしょうか。定義は次の通り示されています。
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる(1)優越的な関係を背景とした言動であって、(2)業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、(3)労働者の就業環境が害されるものであり、(1)から(3)までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しません。
出典:厚生労働省ホームページ ハラスメントの定義
モラルハラスメント(モラハラ=Moral harassment)とは、言葉や態度などによって人格や尊厳を傷つけたり、肉体的、精神的な暴力や嫌がらせをしたりすることです。職場の優位性を利用したパワーハラスメント(パワハラ=Power harassment)や、性的な嫌がらせであるセクシャルハラスメント(セクハラ=Sexual harassment)もモラハラの一種です。
出典:日本の人事部
パワハラやモラハラに当てはまることを職場で私は今まで何度も経験してきました。
- 新卒で営業になった頃に上司から背中を叩かれたりつねられる。先輩が人事に状況を報告してくれて、上司と別の部署に転勤が決まりました。
- まじめに業務をしているにも関わらず、上司から馬鹿にされたり暴言を言われる。この上司の下ではずっと働けないなと思いました。
- デスクで普通に業務をしていると、上司から「なんでここにいるの?」と言われる。単身赴任で呼びつけておいてひどい仕打ち。冗談にも程がある、どうしようもない上司だなと呆れました。
- 上司から組織図を見せられて「木村さん来月からA社に出向に決まったよ」とウソをつかれる。一対一で出向になる理由や目的を聞いて「腹を決めよう」と思って引き受けたところ「木村さん冗談だよ」というのです。考えていることが何とも稚拙な上司でした。
これらはごくごく一部。ここでは公開できないこと・言えないことが、まだまだたくさんあります。営業組織は人間と人間の集合体。とくにトップである上司がろくでもない人柄の人だと周りは大きな影響を受けます。管理職である上司がもっているのは人事権。パワハラやモラハラに当たると職場のメンバーはわかっていても言い出せないのはよくあることです。人事権を振りかざされると自分の身にリスクが降りかかるからです。本人はストレスをためて泣き寝入りする場合も。とても残念に思います。
最近流行った「上司ガチャ」という言葉がありました。上司は自分で選べるものではありません。稚拙な考え方の上司を容易に変えることもできない。働く上で心の健康を害するような、パワハラやモラハラをし続ける会社にいる必要はない、と私は思います。いまパワハラ・モラハラを受けている人、パワハラ・モラハラが横行している職場に配属された人はしかるべきところに相談しましょう。
- 企業の人事労務
- 厚生労働省 相談窓口
一人で抱え込まず誰かに相談してください。
女性営業ならではのストレス
営業職になる女性にとってストレスに感じることは、さまざまあります。この章では営業職の女性ならではのストレスについてご紹介します。
妊娠・出産についての会社の配慮が足りない。
妊娠・出産に伴って長期間休むことを余儀なくされる女性にとって、理解のある会社なのかどうかは重要です。妊娠によって体調の変化にストレスを感じたり、出産後も体調を見ながら働き続けることになるからです。
私は3人の子どもがおり、妻の妊娠時の苦労や、命をかけて出産する姿を目の当たりにしてきました。胸焼けがしたり、食事が喉を通らなかったり、天気や気温によって体調が左右されたり、本人がコントロールしきれないことが多発しました。
厚生労働省のホームページで、妊娠・出産に関したハラスメントについて記載があります。
職場の妊娠・出産・育児休業等ハラスメントとは
「職場」※1において行われる上司・同僚からの言動(妊娠・出産したこと、育児休業、介護休業等の利用に関する言動)により、妊娠・出産した「女性労働者」※2や育児休業・介護休業等を申出・取得した「男女労働者」※2の就業環境が害されることをいいます。
これらは、マタニティハラスメント(マタハラ)、パタニティハラスメント(パタハラ)、ケアハラスメント(ケアハラ)と言われることもあります。
出典:厚生労働省
労働環境を整えることは企業の喫緊の課題です。
- 男性・女性問わず子育てに関わるための休みが取れるのか。
- 急に子どもが熱発しても、他のメンバーに任せて退勤できるのか。
- 子どもの行事や休校休園の影響で出社できなくても、自宅でテレワークできるのか。
- 基本の勤務時間を9時から14時など時短勤務はできるのか。
- 職場で実際に産休や育休を取得された方がいるのか。
など聞いてみるのも手です。
マタハラの上司がいると精神的にストレスです。制度として労働条件が整っていたとしても職場で居づらくなってしまいます。
セクシャルハラスメント
セクシャルハラスメント(セクハラ)は次のように定義されています。
職場のセクシュアルハラスメントとは
「職場」において行われる「労働者」の意に反する「性的な言動」により、労働者が労働条件について不利益を受けたり、就業環境が害されることをいいます。
出典:厚生労働省
- 服装・化粧などの見た目や容姿について話す上司。
- 彼氏はなどとプライベートなことに首を突っ込んでくる同僚。
- 下品な話題をする上司。
- 飲み会は出席して当たり前と強要する同僚。
などストレスの要因はさまざまです。男性が気軽に話している会話がセクシャルハラスメントにつながっているケースはよく見られるのです。
セクハラに注意深く気をつけている管理職の方は「業務上に必要なことだけ話す」ことを常に意識していると言っていました。営業の業務以外のことでストレスを抱え続けて働きたくないとこのブログを書いていて思います。
「女性営業は続かない」という誤解
女性の営業職の方が働き続けられないというのはまったくの誤解です。「営業は男性の職業」という古い考え方は徐々に薄れているように感じます。いまだに女性で営業職はきついと考えている方は時代錯誤と言えるでしょう。女性の社会進出や女性活躍社会がさけばれています。
この10年間の雇用者数について,男性は平成20年から22年,24年に減少したが,女性は増加が続くとともに,25年に大きく増加し,27,28年と2年連続で増加数が拡大した(I-特-10図)。
出典:男女共同参画局 第1節 働く女性の活躍の現状と課題
今後も女性が働きやすい環境がよりいっそう整うことを願います。
女性で営業職はきついのか
女性にとって「営業職はきつい」というイメージが、いまだにつきまとっていると感じます。営業は外出が多く体力勝負で接待もある、一般事務職とはかけ離れたイメージと思われがちです。
私が以前にいた会社では女性が6割以上。営業のセンスや能力も素晴らしい方々でした。電話や訪問・Web商談をうまく使い分けて必要以上に体力を消耗しないような、工夫をされていた方もいます。営業イコール接待という考え方も古臭く感じます。お客様側も接待されたとしても喜んでくれないことも多々あるでしょう。かつて製薬企業のある営業とお話しした際に「接待で使える経費は月に数十万円」とおっしゃっていました。今ではとても考えられませんが当時は接待が頻繁に行われていたのです。
営業が実際にやっているのはお客様とのコミュニケーションであり、課題解決の仕事です。
女性営業が多い業界とは
女性が比較的多い業界は、
- 製薬メーカー・MR(医療情報提供者)
- 保険会社
- 人材紹介
- 広告企画
などが挙げられます。無形商材と言われる形のない商材に多いことが見受けられます。無形商材の場合、資料を営業に持参することはありますが重たい荷物を抱えながらの営業活動は少なくなります。毎日重たい荷物を抱えながら営業活動するのは女性にとってかなりの負担。ある女性営業はキャリーのついたカバンに荷物を入れていました。
女性が多い業界であれば、女性に配慮した職場環境や労働条件がより期待できます。
- 社内の女性比率
- 女性の勤続年数
- 企業のホームページに女性社員の顔が写っているか
なども重要なポイントの一つです。
女性営業あるある
女性営業のあるあるな出来事・よくあることをまとめました。
男性営業マンがひがむ
女性営業が成績がよいと、男性営業が自分を棚に上げてねたむことがあります。「女性だから特別扱いされている」と勝手に思い込んでしまうケースです。過去の同僚にそのような人がいました。「それは本人の実力だ」と諭しましたが、相変わらず毎日のように不満を言っておられました。
一人◯◯が平気になる
営業で外出すると昼食が外食になりがち。ファーストフードやカフェばかりでは飽きてしまいます。今まで行かなかった牛丼屋さんや焼肉屋さんに行くようになりがち。飲食店側も女性客獲得のために、ランチメニューをカロリーの低いものを取り入れるなど工夫しているのも影響しています。私自身も営業になって一人で居酒屋に行ったり、焼肉屋に行くことに慣れました。
まとめ
どんな人が営業に向いているのか見てきました。いかがでしたか?あなたの性格や傾向と照らし合わせて気付ける部分があったはずです。見直すべきところは見直して明日からの営業活動に取り組んでください。
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木村まもる(逆転営業アカデミー 売上UPマジシャン)
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